概要
横浜市金沢区の人工島である八景島全域を活用した1993年開業のレジャー施設。
西武グループの株式会社横浜八景島が運営管理する。
1960年代から始まる高度経済成長期の京浜工業地帯開発によって横浜沿岸が埋め立てられて長く親しまれた浜辺が失われたため、市民の憩いの場を西武グループなどの民間資本を交えて開発した。
シーパラダイスの名が示す通り中心施設は水族館「アクアミュージアム」となるが、遊園地「プレジャーランド」、飲食エリア「レストランプラザ」、売店エリア「ベイマーケット」などもあり総合レジャー施設としての性格も強い。
入島自体は無料開放されており、水族館(チケットは4施設分)と遊具施設それぞれの料金を支払うシステムとなるが各種フリーパスも用意されている。
2020年春以降、新型コロナウイルス対策で島ごと休業閉鎖が発表されたが6月1日に営業再開。
レジャー施設では珍しく、ハイティーン向けなアニメ作品やゲーム作品とのコラボを定期的に行うのも特徴。
水族館×アトラクション施設
アクアリゾーツ
アクアミュージアム、ドルフィンファンタジー、うみファーム、ふれあいラグーンの4つからなる水族館。
開業時よりホッキョクグマやシロイルカなどの飼育で有名で、近年はジンベエザメやイロワケイルカの展示などに力を入れていたが残念ながらいずれも中長期飼育に失敗しており、今後の向上に期待したいところである。
近年は深海生物の展示に力を入れており、タカアシガニやグソクムシの触れ合い展示を開始し、ラブカやミツクリザメなどの深海ザメの生体飼育にも何度か挑戦している。
開業当時より営業しているアクアミュージアムは、白い三角屋根が特徴的の大型施設である。
ホッキョクグマやセイウチなどが飼育されており、近年までラッコやジンベエザメなども展示していた。
水中エスカレーターのある大水槽や屋上部にある海獣ショーのスタジアムも有名である。
ドルフィンファンタジーは小規模施設ながらも、現在はトンネル型水槽でバンドウイルカの家族を真下から観察する事ができる。
奥にはまめに生物が入れ替えられる円柱水槽があり、たまに飼育の難しいマンボウが展示される事もある。
うみファームは港内の海上生簀からなる施設で、飼育されている魚や海藻の観察、餌やり、釣り堀での釣りができる。
釣り堀については利用に別途料金が必要となるが釣具が貸し出されており、通年でマダイ、春から秋にはマアジ、冬春期にはギンザケを中心に釣ることができる。
釣った魚は島内でスタッフに調理してもらうルールで、からあげや塩焼き、鯛飯などのメニューがある。
ふれあいラグーンには小型魚介類の屋外タッチプールがあり、ペンギンやシロイルカ、オタリアなどと直接触れ合うことも可能。
プレジャーランド
ジェットコースターなどの絶叫マシンからメリーゴーランドのようなのんびりしたものまで楽しめる。
フリーフォール型マシン「ブルーフォール」は垂直落下式アトラクションとして日本一の高さ・落下速度(開業当初は世界一)であったが、メンテナンス状の問題から2020年3月をもって営業を終了した。
「サーフコースター・リヴァイアサン」は、日本初のレールの一部が海上にあるジェットコースターである。
レストランプラザ
世界各国の料理が楽しめる飲食店が充実しており、バーベキュー食べ放題店もある。
うみファームで釣った魚を調理する店もあり、チケットの半券があれば再入場もできる。
ホテルシーサイドイン
島内の奥地に立地している小規模なホテルでプリンスホテルと資本関係がある。
マリーナ
株式会社横浜八景島と社団法人横浜港振興協会が運営するヨットマリーナがある。
アクセス
最寄り駅で、島の中心部まで徒歩で行ける。
リムジンバスが1日1,2本運転。
八景島入口までのバスもあり本数も多い。
ただし遠方からのアクセスの場合、隣の金沢八景駅でシーサイドラインに乗り換える方が手っ取り早い人も多いと思われる。
徒歩40分程度とやや距離があり、駅名の由来でもある金沢文庫(称名寺)からは徒歩20分程度である。
横浜市中心部方面から南方へ伸びており、マイカー客は島の対岸の駐車場に停めて2本の橋で歩いて渡ることになる。
恋するイラス島
関連事項はともだち
:当施設のマスコットで、セイウチやトドをモーチフにされたようである。
:艦これのリアルイベントで、同イベントの開催地。
瑞雲と烈風の実物大模型が展示され、ボクカワウソの着ぐるみが初披露された。
:開業時より飼育されている。
抱き枕・抱きぐるみなど人気商品が多い看板動物。
:東日本唯一の常設展示として飼育されていた。
:ゴジラ×メカゴジラに登場。
ゴジラがアクアミュージアムを破壊。
:アクアミュージアム屋上部にて飼育されている。
:平成ライダーの撮影が度々行われていた。
カーニバルハウス(ゲーセン)内には撮影ポイントのマップもある。
:舞台の遊園地のモデルは同じ横浜市内のよこはまコスモワールドだが、海上のジェットコースターのみ同園のサーフコースターがモデルになっている。
:過去にコラボした。
園内各所に設置された玉木マリたち4人のパネルを探すワードラリー、ドルフィンファンタジー内で設定画などの展示が開催された。
:過去にコラボした。
園内各所に設置された大空遥たちビーチバレー部5人のパネルを探すワードラリー、オリジナルコラボラジオの放送、園内にあるレストランとのコラボメニュー発売などが行わた。
:過去にコラボした。
2023年1月9日からの二期放送に合わせて、直前の7日から29日の期間でのコラボ。
:2024年3月5日にコラボ。