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2024-03-07 23:59:23 バージョン

abomination

あぼみねーしょん

「忌まわしい」「嫌悪」を意味する単語。本記事ではfalloutシリーズの「モンスター」について記述する。

マーベル・ユニバースヴィランアボミネーション



概要

falloutシリーズにおける「ゲーム的な意味でのモンスター」(の大半)。

意訳するなら「忌まわしき者共」といったところ。

世紀末の荒野を彷徨い、文字通り人間を引き裂き食い殺す悍ましき人類の天敵である。

その種は多岐にわたり、放射能で変異した生物や身も心もバケモノと化した人間といった自然発生的なものから野生化した生体兵器や暴走した殺人ロボットなど人類の自業自得なものまで多種多様。

原則的に対話も共存も不可能。知性がある例外、共存まで可能な規格外も確かに存在するものの、基本的に見敵必殺せねば次の瞬間にはこちらが食い殺される連中ばかりで、例外目当てにコミュニケーションを試みるのは自殺行為でしかない。


一方で、アボミネーションという用語を用いるのは基本的に戦前の組織の末裔、BoSエンクレイヴといった自分たちは世紀末な奴らとは違うと思い込んでる連中特に「4」の時代のBoS)であり、

レイダーやチルドレン・オブ・アトム(カルト宗教)と言った人類をもアボミネーション認定して無警告で殺しにかかることが少なくない(「3」版レイダーや「76」のモスマン教をみれば無理もないが)。


上記の理由だからお高く止まってる連中の勢力が弱い地域や時代≒作品によっては全く出てこない

「NV」にいたっては「アボミネーション」という名前のアボミネーションすらでてくる。


元人間

フェラル・グール

放射能による変異の過程で被爆で知性と理性を失った「グール」。

スパミュ同様シリーズおなじみのアボミネーション。

ゾンビのような外見に違わず走り寄ってこちらを食い殺しに来る。

変異が完了したグールはフェラルになることはないとされるが

新作のたびに設定が二転三転するため真相はプレイヤーにもわからない。

グールからフェラルになってしまったらしき者もの音声が真実とすると、

理性を失うほどの激しい怒りの感情に支配されているらしい。

少なくとも「フェラル」が「グール」を襲うことはなく、番犬代わりに飼われることも。


ウェンディゴ

フェラルの亜種。手足が伸びて四足歩行するようになり、強烈な咆哮も行う。

詳細は不明だが、変異にはカニバリズムが関係している模様。76のみに登場。


ウェンディゴ・コロッサス

ウェンディゴが更に変化した完全なバケモノ。もはや人の形を留めていない。

頭は3つ、足は異様に長く伸び、竜ではだらんとぶら下がり意味をなさない。

他所でいうと某巨人の扱うリガードのような体型。76飲みに登場


トロッグ

旧ピッツバーグ地域に生息する。

放射能だけでなく重金属入り工業廃液も作用したと思われる。

「3」の前後には子供が生まれても胎児の時点でトロッグに変異してしまうという絶望を通り越した惨状で、

それですら本編前に行われた徹底的な破壊と殺戮でかなりマシにされた状況である。


スコーチ

「76」に登場。スコーチビーストの媒介するスコーチ病の感染者。

銃器と人語を扱い、集合精神に取り込まれているフシがある。

焼けただれたような肌に謎の鉱物「ウルトラサイト」らしき結晶片が生えている。


グラフトンモンスター

タールを撒き散らす頭のない巨人。

誕生過程はスパミュの一種であるが、傘下にいないためこちらに記載。


スーパーミュータント傘下

初代falloutの最終的な敵勢力にしてシリーズ皆勤の古参アボミネーション。

人間が流出したFEV(強制進化ウィルス)によって変異し凶暴化した存在。

なので見た目はともかく本質的にはフェラルよりもこちらのほうがゾンビに近い。

銃器と人語を扱う知能と発達した筋肉を持つが、生殖能力は失われている。

FEVは全米各地で研究されていたため、地域=菌株によって体色や身体能力に差がある。

ウィルス流出と繁殖の経緯も様々だが、多くは明確な意志で人類に敵対している。


ベヒモス

巨大に変異したスパミュ。


ケンタウロス

スーパーミュータントのなりそこない。

遊星からの物体Xめいた、人間が溶けたような外見。


ミュータントハウンド

犬をスパミュ化させ文字通り走狗とした存在。

「4」でリストラされたケンタウロスに変わる存在。


フローター

空飛ぶタコのようなよくわからないミュータント。喋らないが知性はあるらしい。

一つ確かなのはスパミュと共存して人類に敵対すること。

ゲームに登場しなかっただけで実は設定だけならシリーズ最古参級の狡猾な奴ら。


マイアラーク

放射能で変異した甲殻類の総称であり、いろいろな甲殻類がいる。

ウェイストランドではありふれた脅威だが、クィーン種の場合は悪い意味で話が別となる。

ハサミは文字通り人体の手足を骨ごと切断できる。


マイアラーク

カブトガニのような基本種。


マイアラーク・ハンター

ザリガニっぽい種。


マイアラーク・キング

人型に進化しつつあるマイアラーク。半魚人めいた姿。


マイアラーク・クィーン

一匹で要塞を壊滅させる生物災害。「4」では多くの人の運命を狂わせた。

肉は甘くて美味いらしい(少なくとも「76」時代のアパラチア地域の個体は)。


マイアラーク幼生

文字通りマイアラークの赤ちゃん。

採取しようとした卵から孵化したり、クィーンが取り巻きとして射出してくる。

「4」以降はゲーム上はラッドローチにガワをかぶせただけであり、

ただでさえ気持ち悪いのに粉々にするとラッドローチのバラバラ死体となる。


ヌカラーク

ヌカコーラによって特殊な変異を遂げたマイアラーク。

レア物であり、ドロップする肉片はアイテムコレクターなら取っておきたい。


ミレルーク

「MIRELURK」の訳し方が違うだけ…のはずなのだが、

「3」では通常種でもほぼ人型、キング種では完全に二足歩行の魚人のため

同じ種族か疑いたくなる連中。コイツラにもヌカコーラバージョンがいる他、

NVではレイクルークが登場する。


放射能で巨大化した虫ケラ。巨大な虫というだけで気持ち悪い上に不衛生。


ラッドローチ

巨大な「G」。某ゲーム廃人流にいうと「スライム相当」。

実写版のPVでもこれでもかと登場するベセスダのお気に入り。

「3」と「4」とチュートリアルで最初の敵となるが、

シンプルに巨大なGというだけでプレイを断念したプレイヤーもいるとかいないとか。

しかもこのGの生肉が最初に口にする回復アイテムという屈辱を受けることすら。

なお「4」のラッドローチは最大で大型犬サイズの個体が存在し、

VR版「4」ではそのサイズのGがこちらの顔目掛けて飛んでくるという

生半可なホラーゲーが裸足で逃げ出すほどの恐怖を味わえる。


ブラッドバグ

巨大な

作品にもよるがあえて血を吸わせてから部位破壊して倒すと

それなりに貴重なアイテムを落とす。


ブロートフライ

巨大なハエ。虫けら共の中では唯一の射撃担当。

…だが弾丸にしているのは幼虫である。


スティングウィング

巨大なトンボ。純粋な戦闘力はNo.2か。


ラッドスコルピオン

巨大なサソリ。虫系の中では別格で強い。


カサドレス

NewVegasのみに登場する巨大化したオオベッコウバチ

元々はある科学者が種の保存と観察を目的として巨大化させたらしいが、どういう訳かモハビ・ウェイストランドに流出してしまったらしい。

デスクロー並の戦闘力を持っている上、毒攻撃も仕掛けて来るので舐めてかかると返り討ちに遭う。


カマドウマ

「4」から登場するようになった巨大カマドウマ。名前がなぜかそのまんま。

動きもカマドウマそのものであるが、それ以上に恐ろしいのは火力と防御力で、他の虫系と比較すると桁違いに強く、プレイヤーから(あらゆる意味で)恐れられている。


軍隊アリ


ハニービースト

巨大化の代償に飛べなくなったハチ。体内から変異してないハチを発進させてくる。



生態系の頂点からキモいだけのものまで。生体兵器として生み出されたものもいる。

共通するのは殺して肉を剥ぎ取って焼けば美味しい晩ごはんになることである(例外有)。

自然に変異したものかつ無害なものほど、

放射線には適応しきれていないのか、体中に腫瘍が見られることが多い。


デスクロー

fallout世界の生態系(人類含む)の頂点に君臨する世紀末覇者その1。

戦前に開発された生体兵器野生化した生命体。

…と聞いたプレイヤーは肩透かしを食らうことが多いが、ソレはゲーム上の話。

非ナンバリング作品(非正史)ではまさかの人語を話しBOSに入るやつもいる。

「NV」では人間の方の世紀末覇者をパロったユニーク個体が登場する。


スコーチビースト

「76」で初登場の世紀末覇者その2。アパラチア壊滅の元凶である巨大コウモリ。

世紀末の荒野におけるほぼ唯一の航空戦力というだけでも十分すぎる脅威だが、

真の恐ろしさはコウモリらしく病気のキャリアとなり感染を広げていく点。

しかも人間のみならず既に放射能で変異している生物にも感染し同化していく。

この大災厄の親玉たる「クィーン」を倒すため、

戦後わずか20年で人は誤ちを繰り返すことになる。

だが、そうしなければアメリカは病に食い尽くされ以後の作品はなかっただろう。

挙動が世紀末覇者ではなく異世界の覇者のそれなので

勇者じゃないレジデントの身で抗うならやむなしといったところか。


モールラット ラッドラット

巨大ネズミ。戦闘力は低いが「76」やサバイバルモードでは病気を移してくる。

人に地雷を括り付けられて動物兵器(not生体兵器)にされていることも。


ヤオ・グアイ

米国在来のクロクマが放射能もしくはFEVによって変異したらしき野獣。

ヤオ・グアイとは中国語で「妖怪」の事。

中国人捕虜がその恐ろしさを評して名付けたともいう。



モングレルドッグ

被爆した犬。元が元なので人に飼われている個体も無数にいる。


ウルフ

ただの狼。

だがしかし、ウィッチャー3でも言われているようにバケモノが増えたからと言って

狼自体が弱くなったわけではない。油断するとガブリ。


オグア

巨大に変異した亀。


ブルーデビル

人型に進化しつつある巨大狼。すなわち世紀末人狼


比較的無害な変異動物

世紀末の貴重な生物資源。

見た目こそ異形化しているが衣服に食料に生存に欠かせない存在。

あくまで「比較的」であり、作品によっては野生個体や上位個体が襲いかかってくる。


  • バラモン

あにまるふれんど

シリーズを通して登場する双頭のミュータント牛。野生・家畜問わずウェイストランド各地に棲息している。

非常に大人しい性格で、荷物持ちや農耕作業といった力仕事の他、糞は肥料に、肉と乳は食料に、骨と革は生活資材になるという万能家畜としてウェイストランド人に飼育されており、バラモンによる酪農業やキャラバンで財を成した者も珍しくない。

なお、力は強いが闘争本能が弱いせいか、ゲーム中ではしょっちゅう他の危険生物達の餌食にされているところをよく見かけることになる。


  • ラッドスタッグ

一方でこちらは鹿。やはり双頭。

基本的にあらゆる生物に美味しくいただかれる側だが、

高ランクの個体は凶暴化して危害を加えてくることもある。


  • ラッドラビットラッドチキン

全身にグロい腫瘍ができた兎と鶏。首を刎ねてくることはないので安心されたい。やはり美味しいお肉。


リス イグアナ

長らく詳細不明だったが「76」にて遂に登場。腫瘍が痛々しい。


オポッサム

実在するアメリカの小動物…が3つ首になってしまった。痛々しい。「76」で登場。


カエル

「76」で登場。無害だが放射能で発光している。


植物

ストラングラー・ハート

世紀末覇者その3。ツタで絡め取った生物を支配してしまう。

マイアラーククィーンですら例外ではない。

「76」のワールドマップ北西部を既に支配している可能性がある。


オーバーグロウン

植物にフェラルやスパミュが寄生されたと思しき存在。詳細不明。


ロボット

他と違って対話共存できる個体は多い。自我に目覚めた個体すらも登場する。

その一方でアボミネーションとして殺戮を繰り広げる個体も数多い。


Mr.ハンディ Ms.ナニー Mr.ガッツィー

家庭用執事ロボとその女性人格型。軍事転用したのがガッツィー。

多くは狂った殺人ロボットとして襲いかかってくる。

生きた人間を有機肥料として「加工」しようとしたり。

家庭用だが大体は火炎放射器と丸鋸が装備されている。


プロテクトロン

汎用二足歩行型ロボット。駅の係員から前線での戦闘まで何でもこなす。


アサルトロン

旧米軍の女性型戦闘ロボット。


セントリーボット

火力満載の戦闘ロボット。オーバーヒートが弱点。


関連タグ

fallout fallout3 fallout4

Fallout:Newvegas fallout76

世紀末 WasteLand ミュータント 放射能

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