フリーダムすぎるのでなんとかしたかったが、もうどうにもならない
真面目に解説するとだな…
CV:柚木涼香(Re・Act~ActressAgain、カーニバルファンタズムなど)、長谷川育美(月姫リメイク)他
TYPE-MOONのビジュアルノベルス『月姫』に登場する謎のナマモノ。
武器は鋭い爪、目からビーム、あえてジェット。
初出は、作品内でのバッドエンド救済コーナーである「教えて!知得留先生」で、知得留先生のアシスタントとして登場した。
外見はアルクェイドをひたすらデフォルメして猫化したものであり、担当声優もそれに準じている。
しかし、「ネコアルクは6人いる」という都市伝説設定からドラマCD版および『MELTY BLOOD』では複数の人が演じている。
ちなみに、その時に冗談半分で中田譲治氏(ネロ・カオス役の人)にボイスをお願いしたのが切っ掛けで生まれたのが……。
そのフリーダムっぷりはTYPE-MOON史上類を見ないものであり、悪ふざけの権化のような完全無欠のネタキャラである。その活躍の場は幅広く、同時系列である前述の『MELTY BLOOD』はもちろん、『タイガーころしあむ』にまでゲスト参戦するはっちゃけぶりで暴れまわっている。
ちなみに、リメイク版での長谷川のはっちゃけ演技は非常にクオリティが高く、先代の柚木の演技と判別がついてない人が続出するほどであった。・・・新人になにやらせてんねん(いいぞもっとやれ)。
地下にある『猫の王国(GCV)』に住んでおり、こんなふざけたヤツがわんさか生活している。
……が、ここ最近では天敵やその他大勢に振り回される事もあり、ネコアルクの永遠のライバルによって一族をフルボッコされ、さらにバイオレンスなバイオリニストから一方的かつ無自覚なかわいがりを受けている。
挙句の果てにはっちゃけた家政婦さんに捕まって生体実験を受けたり、苦労して従えたメカメイドからは乱雑に扱われ、ネコ王国期待のプリンセスと制服姿のツンデレ妹に踏みにじられる等、散々な目に遭っている。
ちなみに初登場時の「教えて!知得留先生」ではあくまでアルクェイドがデフォルメされた姿というポジションで実は単独のキャラではなかった。
メルティブラッドシリーズから現在のキャラは確立されたが、その名残かリメイク版での「教えて!シエル先生!」のコーナーではオリジナル通りアルクェイドの立場からの発言を度々おこなったりする。
『月姫リメイク』では、オリジナルのアルクェイドのファッションの変化に合わせて服装が変化している。
さらに『MELTY BLOOD TYPE LUMINA』でもマシュ・キリエライトと共にプレイアブルとしてDLC参入。
ストーリーモードはマシュと繋がっており、迷い込んだ彼女とツッコミ不在の胡乱な冒険譚を繰り広げる。更にその件に味をしめ、月姫世界に純正の英霊を喚び寄せる暴挙もやらかし始める。
亜種
どういうわけか、定期的に増えていて、いずれも強烈"すぎる"個性を持っている。
MELTY BLOOD Act Cadenza
- ネコアルク・カオス(画像左中段)
通称・ネコカオス。渋くてステキなお声、そして黒くてカオスな憎らしいアンチクショウ。詳しくは該当項目を参照。
カーニバル・ファンタズム
- ネコアルク・バブルス(画像右中段)
ネコアルク曰く「ネコ27キャット一番の下っ端で、近々リストラする予定」。外見は通常のネコアルクと似ているが、本家より明るい髪の色をしており服の色も異なる。意思表示の全てをジェスチャーで行っており、劇中では主に「うんうん」と頷いている姿が見られる(というかまともな言葉を発したことがない)。
ちなみに彼女の作るラーメンは、他の仲間たちが揃って絶賛する程の味を誇る……のだが、何故か鍋の中にある時は見た目がとてもお見せ出来ない酷いモノ(映像化の際には呻き声のようなSEまで追加された)で、劇中ではモザイクが掛けられている。
余談だが、ネコアルクを邪険にしている知得留先生は、このバブルスだけは例外的に可愛いと断言している。おそらく中の人ネタだと思われる。
- ネコアルク・デスティニー(画像右奥)
基本的に目を閉じている所謂糸目で、ピンク色の髪をしているのが特徴。愛らしい顔立ちとは裏腹に、物憂げで妖艶な口調で喋る。特にダンディなネコカオスとの会話は、中の人たちの恩恵もあって非常にアダルトな雰囲気を醸し出している。ええ、見た目以外は……。
劇中の様子から育児経験があったのか、意外と子供好き。一方で割と悲観的な一面があり、特にお酒が入るとヤケを起こして暴走気味になる事もある。そんな彼女曰く過去には色々あって苦労したとの事だが、いかんせん他の面子共々ぶっ飛んでるキャラクターのために、どこまでが真実なのかは定かではない。
- ネコアルク・エボリューション(画像左奥)
初登場時は他の面子とは面識が無かった様子。登場回数こそ少ないものの、おそらく同作品で登場した亜種の中では、特に個性的なキャラクターだと思われる。
茶髪の頭にバンダナを目深に巻いているのが特徴。他には首からは1眼レフカメラを下げており、さらに背負ったリュックと手に提げたファンタズムーンの紙袋には無数のポスターが刺さっているという、俗にキモオタ系ファッションと呼ばれる出で立ち。挙動不審な言動も手伝い、オタクの負のイメージを具現化したようなネコアルクである。
Fate/Grand Carnival
- 謎のネコX
青い目にポニーテール、アホ毛の飛び出したキャップが特徴。手には聖剣っぽい柄の竹刀が握られている。
- 謎のネコV
角が生えた髑髏面と外套を被った外観をしている。
外套の下はネコアルク・カオスの模様。
- 謎のネコW
「うー」としか言わないバブルス枠。常に箒で掃除している。
- 謎のネコY
アダルトな雰囲気を漂わすデスティニー枠。
- 謎のネコZ
そのまんま花のお兄さんのローブを着ている。店長なのか、他のネコよりも偉そう。
MELTY BLOOD TYPE LUMINA
- ネココ・ネココライト
『Fate/GrandOrder』7周年記念キャンペーンに、コラボ記念として実装された指令紋章。
同作の後輩ヒロインに似た姿だが、カルデアとはあまり関係ないらしい。
- ネコヒスイ
- ネココハク
- ネコシエル
- ネコアキハ
メルティブラッドでの性能
キャラの大きさ自体が、ほかのキャラの半分以下であり、当然ながら当たり判定も小さく、下段攻撃以外まともに当たらないというふざけた判定の持ち主。
それに加えて、必殺技のリーチや発生速度が優秀で威力もあるため、ネタキャラと侮ってかかるとフルボッコにされる……。特にCPU専用で登場した『Re・ACT』での性能は凶悪であり、一度のミスが大惨事になりかねない。
『Actress Again』以降では、スタイルセレクトの恩恵で必殺技が増え、立ち回りや連続技が強化されている。
ただ、体躯の小ささ故に通常攻撃のリーチが絶望的に短く、まともにコンボを組もうとすると投げられる覚悟で接近する必要性に迫られる。そもそも防御力が低く、全体的にあまりコンボ向きでもないので、総じて上級者向けのキャラに仕上がっている。
前述の設定のためか、『Act Cadenza』や『TYPE LUMINA』では、条件を満たす事で他の女性キャラを担当したCVに変える事が出来る。
関連イラスト
天敵
あーあ、出会っちまったか
関連タグ
TYPE-MOON 月姫 メルブラ カーニバル・ファンタズム タイガーころしあむ Fate/GrandCarnival
藤村大河:フェイト/タイガーころしあむからの付き合いとなった、お互いにとって唯一無二の最高の相棒。
タマモキャット、ジャガーマン(Fate):後輩のネコ科ども。その気さえあれば有能な点もいっしょ。
ちびノブ:後輩(?)。デフォルメ、亜種がたくさん、ぶっ飛んだ存在と結構似てる。
リヨぐだ子:後輩(?)。絶対にこの二人を会わせてはいけない。
プリズマ☆イリヤ:「ツヴァイ!」第2話にてイリヤを追う猛犬に紛れていた。(アニメ版ではカット)。また、「ドライ!!」でイリヤが来ているパジャマのモチーフにもなっている。
見参!ラスベガス御前試合〜水着剣豪七色勝負!:FGOの夏イベント。スロットマシンの目にこっそり描かれてる。
衛宮さんちの今日のごはん:第43話の文化祭で展示されてるオブジェになっている。