概要
『ゾイドワイルドZERO』に物語終盤から登場する新たな勢力。
いわば第三勢力であり、帝国軍の過激派達が結成した。
詳細
物語中盤で帝国政府および軍本部から一部の将校と部隊が離反し、さらに皇家の傍流の人間を担ぎ上げて自分たちの正当性を主張する「真帝国」を名乗った彼らによるクーデターまで巻き起こされた。
後に超古代ゾイド「ゼログライジス」を復活させ地球をゾイドの星に作り変えんとするイレクトラ・ゲイトがジャミンガの喋る変異体を通じて協力体制を申し出、代わりに自らの能力と原始ゾイド「ゼロファントス」を与えることで「無敵のゾイド部隊」を作り出し戦力を貸すということで(利用される形だが)協力を締結。
共和国軍と帝国軍が協力した合同軍、それに協力するレオやバーンの戦いで一派は次々逮捕されたり倒されたりしていき、最終的に本性を現したイレクトラとその思想に共鳴したランドの駆るゼログライジスが地球の蹂躙と惑星改造一歩手前までこぎつけたものの、最終的に合同軍の抵抗に加えてレオの駆るライジングライガーがゼログライジスを討伐したことで崩壊、消滅した。
···と思いきや『ZERO』の続編たるゾイドワイルド戦記のさらに続編のゾイドワイルド列伝では僅かに同思想を抱える者が残っており、ゼログライジスの因子を培養したサイコジェノスピノを生み出しとある人物を“Rサイコシステム”として蘇らせ、再びランドの野望を達成せんとする。
しかし再び協力体制になった共和国軍と帝国軍のバーニングライガー部隊とブレイズ大尉のライジングライガーパンツァー、リューク大尉のゼノレックス ストームXAに最終的にサイコジェノスピノは討たれて再び真帝国の野望は夢と消え、平和が守られたのであった。
所属する人物
上層部
ゾイドライダー
- ダグラス・アルドリッジ少佐
- リチャーズ少佐
- ビクター・スピーゲル
- アーク大尉 戦死
- ハンナ・メルビル少尉:第35話で離反
- ミヤーチ軍曹
協力者
『ゾイドワイルド列伝』
- 真帝国の科学者達