概要
『ポケットモンスター サン・ムーン』の女の子主人公の通称。
発売前のPVや体験版で主に使用されていたのは「ムーン」という名前だが、『RSE』以降バージョン名そのままではない名前が付くのが慣例となっていたことや、バージョン名由来の名前は『ポケットモンスターSPECIAL』のキャラと被るということもあり、ゲーム版主人公の通称としては浸透せず、代わりに2016年6月15日に公開された映像で使われた「ミヅキ」の名前で広く呼ばれるようになった。
しかし、マイナーチェンジ版の『ウルトラサン・ウルトラムーン』では「コウミ」という異なる名前が使用されたのみならず、初期髪形が変更されたことで別人説が広まり、『SM』と『USUM』で異なる通称で呼ばれることになった。
今のところ宣伝資料以外での使用例は無いが、男の子主人公の例から、公式で使い分けられる可能性は高い。
海外ではさらにややこしく、当初は「Moon」と呼ばれていたが、フィギュア化の際にミヅキに相当する「Selene」の名前が設定されたことから、次第にそちらで呼ばれるようになっていった。
一方で、『SM』版と『USUM』版を別人扱いする風潮はほぼ見られない。
ポケモンマスターズ
CV:三森すずこ
好奇心旺盛でフレンドリーな少女。細かいことはあまり気にせず、直感的に動く。
ホーム画面のセリフに『USUM』の追加要素であるマンタインサーフに関するものがある一方で、ソロバトルイベント「パシオに迫る金色の影!」ではヨウが「アローラの乗船所で(例の男を)見かけた噂を聞いた」と発言しており(=出会ってない?)、『SM』ベースなのか『USUM』ベースなのかは曖昧になっている。
原作でのフィールド上で表情が変わらない点が、イベントのサブエピソードにて「考え込んだりのんびりしていて、たまに反応が遅れてしまう」という形で表現されている。
カミツレが例によって得意のダジャレをぶちかましてきた際にミヅキとヨウは硬直してしまい、流石のカミツレもこのノーリアクションぶりには「ひょっとして しびれさせ過ぎちゃった?」と心配(?)の表情を見せるが、ミヅキは少ししてダジャレに気づき、「やっと意味が わかったよ! カミツレさんって すっごく おもしろい人 なんだー!」と返した。
そのおおらかな性格ゆえかロイヤルマスクの正体には全く気付いていないものの熱心なファンであるらしく、同じくレスラーであるマキシを慕うジュンとどちらが強いか言い争いになったほど。
また、ロイヤルマスクの訓練は「朝はキテルグマと取っ組みあい、昼はカイリキーと腕立て伏せ、夜はずっとガオガエンのDDラリアットを受けてる」と見たことはないけどきっとそうだと行き過ぎた想像をしてしまい、正体である当人は焦っていた。
その他、サブエピソードではカレーの調理に悩むズミとユウリに食レポによる的確なアドバイスをしたり、モクローの生態に興味を示すクリスとハルカのためにモクローへ首を回してくれるよう頼むなど、他の地方のトレーナーとの様々な交流が描かれた。
ミヅキ&モクロー→フクスロー→ジュナイパー
ヨウと同時期に実装され、実装時にはエピソードイベント「パシオの試練に挑戦!?」が開催された。
くさタイプのアタッカーで、急所に当たりやすい「リーフブレード」を持つ。
トレーナーわざ「じーっと狙って!」は自分の防御と特防、急所率を2段階ずつ上げ、さらに回復付与状態にする。
ジュナイパーに進化すると、ノーマルわざの「たいあたり」が、相手を交代禁止状態にするゴーストわざの「かげぬい」に変わる。バディーズわざも「リーフブレード」で、やはり急所に当たりやすい。
余談だが、バディポケモンがジュナイパー系統なのは、中の人が別作品で演じている弓道部キャラクターを意識してのことだろうか。⇒ポケライブ!
レアリティがEXになるとジュナイパーに合わせた緑+オレンジを基調としたカラーリングの衣装が追加される。
ミヅキ&ブラッキー
2023年11月21日のバラエティBサーチで実装。「月」つながりの組み合わせとなっている。
ミヅキ(スペシャル)&ハッサム
初登場からちょうど3年が経った2024年4月14日、待望の衣装違いが登場。
イベントではボタンのアドバイスを受けながら、ジュンと共にヒーローを目指す様子が描かれた。
はがねタイプのフィールドロールで、ハッサムはメガシンカやゾーン展開が可能なバディーズとなっている。
ミヅキ(アナザー)&ウツロイド
2024年夏に『USUM』版の衣装が登場。前回のスペシャルからわずか3ヶ月後の実装で、前述のブラッキーを含むと8か月半で一気に3つのバディーズが追加されたことになる。
いわタイプのアタッカーで、シンクロ技やサークル展開が可能なバディーズとなっている。