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アカンベェの編集履歴

2012-12-02 14:38:05 バージョン

アカンベェ

あかんべぇ

『スマイルプリキュア!』に登場するモンスター。 「アカーンベェー!!」

概要

声・佐々木啓夫

スマイルプリキュア!に登場する敵組織、バッドエンド王国の幹部が生み出す怪物。アカンベーではない。

「出でよ!アカンベェ!!」と幹部が取り出したボールが近くにある物体をスキャンし、怪物として誕生する。この時、ボールはその個体の鼻となる。(ただし別にこの鼻が弱点という訳ではない。)モチーフは植物やイラストでも実際に動いている生物(第30話で判明)でも大丈夫らしい。また、第17話でアカンベェを二体同時に生み出せる事が明らかになった。

殆どの回で闇の絵本と絵の具を用いてバッドエンド空間を展開した後に生み出すが、この状態でないと生み出せないわけではない(第29話で判明)。


姿はモチーフとなった物体+ピエロ。かなり不気味なデザインだった前作ネガトーンに比べると、愛嬌のあるデザインとなっている。

また、知性もあるようで、スキャンした物体などによっては召喚主を超える知性を得ることもある。(問題集アカンベェがその最たる例)

それぞれの鼻(説明は後述)の作成者はジョーカーで、後述するスーパーアカンベェも普通に操ることが出来ると推測される。


必殺技で浄化して消滅させるのは例年通り。

名前の由来は「あっかんべー」の文字を擬似ったもの。



これ以降の記述にはネタばれが含まれる可能性があります。


バリエーション

赤っ鼻


1話から登場する赤いボール。最もオーソドックスなアカンベェ。

バッドエンド王国がメルヘンランドを襲撃した際に「皇帝ピエーロ」が奪ったキュアデコルを「呪いの赤い絵の具」の力によって変化させたもの。浄化するとキュアデコルが出現する。


青っ鼻


12話から登場した青いボール

キュアデコルを用いずに作られたもので、赤っ鼻に比べるとパワーが落ちているがその代わりにプリキュアの今までの浄化技が通用しない。レインボーヒーリングで浄化できるが、前述の理由で何も出てこない。いわゆる話数かせg・・・ゲフンゲフン

ちなみに、青っ鼻のアカンベェは顔や手足のデザインが若干違う。

そして声も「アッカンベェ~」どことなくテンションの低い気怠い感じになっている。


黄色っ鼻


23話に登場。デコルデコール自体を変化させた黄色いボールから作られている。デコル15個分のパワーを持つだけに攻撃は強力だが、浄化技で浄化することができる。顔は赤っ鼻のアカンベェに近いが、目が黒い点が異なる。

32話で再登場したが、こちらはジョーカーが髪飾りから切り離したものであり、顔つきが異なる。また、こちらのほうも赤っ鼻同様、浄化した後にキュアデコルが出現する。


スーパーアカンベェ

24話から登場した新種のアカンベェ。

既に集めた16個のものとは別のキュアデコルから作られている赤っ鼻2つを、ジョーカーが1つに凝縮して創り出した「デカっ鼻」を用いることで生み出せる。ゆえに浄化するとデコルが2個出てくる。

顔がメイキャップレスラーのようになっており、単体の浄化技を寄せ付けず強大なパワーを持つ。その代わりに三幹部でもその力を制御できず、敵味方の区別が無く無差別に攻撃するため非常に危険。

でかっ鼻を2個用いて生み出すことも可能。この場合はデコルが4個出てくる。

雄叫びは「スーパーアカンベェ~!」、単に「スーパー!」と叫ぶことも多い。


緑色の鼻(名称不明)

29話に登場。各ステージのミニゲームのギミック(ザコキャラ)という位置付けであり、様々な工作を行ってプリキュアチームを不利にした。


・第1ステージ

モグラたたきのモグラ。マジョリーナには素直に叩かれていたが、キュアハッピーには抵抗したり穴から出てこなかったりするなど得点を与えようとしなかったため、怒ったキュアハッピーにハッピーシャワーを喰らい、驚いて出てきたところを高速で叩かれ逆転を許す。

・第2ステージ

ウルフルンが乗ったゴーカート。スタート時は普通のゴーカートだったが、対戦相手のキュアサニーに耳かきで悪戯をし、その隙にロケットに変形して猛ダッシュするが、サニーファイヤーの力で加速したキュアサニーにゴール直前でかわされる。

・第3ステージ

ボウリングのピン。アカオーニの時はボールがガーターに落ちたにもかかわらず、何故か居眠りしていた1本を除いてわざと倒れる。キュアピースの時は完全防備のうえバリケードを張るなどしたが、ピースサンダーで電気を帯びたボールによって全滅する。

・第4ステージ

野球場のスコアボード。当初は普通のスコアボードだったが、キュアマーチの打球が接近すると正体を現し、息を吹きかけてアカオーニの手元に戻そうとする。しかしマーチシュート(ヘディングバージョン)で押し返され、場外ホームランとなったショックで倒れる。

・第5ステージ

サメ。キュアビューティのコースに乱入してスタートを阻止しようとするが、怒ったキュアビューティにビューティブリザードでプールごと(対戦相手のウルフルンも)凍らされる。


ハイパーアカンベェ

31話から登場した新種のアカンベェ。

ジョーカーが赤っ鼻を闇の絵の具で黒く塗りつぶして創り出した「黒っ鼻」を用いることで生み出せる。これまでのアカンベェとは異なり、口から幹部が乗り込む。32話では黄色っ鼻を黒く塗りつぶしたことから、青っ鼻やでかっ鼻も黒く塗りつぶせるのではと推測される。

幹部が乗り込むことで完全に操作でき、かつスーパーアカンベェをも上回る力を発揮する。そのため、モンスターというよりもロボット(更に限定するならモビルファイター)に近く、顔の上には操縦した幹部のマークと、身体的特徴が現れる(ウルフルンなら耳と尻尾、アカオーニは角、マジョリーナは頭巾と鷲鼻、といった具合)。

そしてその力は、プリンセスフォームのレインボーバーストすら受け付けないほどであるが、操縦した幹部には身体に多大な負担が掛かるデメリットがある。

雄叫びは「ハイパーアカーンベェ~!」、単に「ハイパー!」と叫ぶことも多い。


本編に登場したアカンベェ

話数概要浄化に用いられた技
1のレンガの塀をスキャン。家の形をした個体。ハッピーシャワー
2バレーボールをスキャン。姿もバレーボールそのもの。サニーファイヤー
3くしゃくしゃにされたやよいのポスターをスキャン。ポスターそのものではなく描かれた絵をモチーフにした個体が登場。ピースサンダー
4サッカーゴールをスキャン。コウモリのような翼で空を飛び、ミサイルを発射する。マーチシュート
5をスキャン。分身を行い、相手を惑わせる。ビューティブリザード
6空きをスキャン。プリキュア変身後の決め台詞の直後に不意打ち(ツッコミ)をした。プリキュア以外の人物の攻撃を受けた個体。ハッピーシャワー
7森の大樹をスキャン。ハッピーシャワー
8公園の馬型の遊具をスキャン。今までのアカンベェと違い小型ではあるが、その分小回りが利き、体格の小ささから攻撃を当てづらい。思わぬ伏兵によって倒された。ハッピーシャワー
9ローラーをスキャン。アカオーニの嘘の号令と合わせてプリキュアたちを翻弄した。ピースサンダー
10お好み焼きのソース・・・ではなく接着剤の缶をスキャン。接着剤をぶちまけてプリキュアたちを貼り付けにした。また、空腹状態のウルフルンがお好み焼きを食べて満腹になったのに反応してパワーアップした。サニーファイヤー
11タンポポをスキャン。大型に見えるが実際はプリキュア達がチイサクナールによって縮んでしまっているだけなので小型である。マーチシュート
12ガチャポンをスキャン。初の青っ鼻のアカンベェ。発射したカプセルでプリキュア達を閉じ込め、窮地に追い込んだがプリキュア達の新たなる力『レインボーヒーリング』の前に敗れ去った。レインボーヒーリング
13みゆきが落とした大凶のおみくじをアカオーニが拾い、スキャンした個体。腕のおみくじの箱からビームを発射する。レインボーヒーリング
14大阪の通天閣をスキャン。現段階では最大の個体で、建物の中身も模しておりハッピー達を閉じ込めた。ちょうちょデコルで飛べるようになったサニー達に翻弄されたり納豆餃子飴を気持ち悪がったりとコミカルな言動が目立った。レインボーヒーリング
15カーネーションをスキャン。久々の赤っ鼻。花から花粉を撒き目をくらます、葉っぱを飛ばす、蔓を触手のように伸ばしての攻撃など多彩な攻撃でプリキュアを翻弄。ハッピーシャワー
16問題集をスキャン。各教科の問題を相手に出題し、間違えた相手を×印で拘束し、逆に正解されるとアカンベェ自身がダメージを受ける。ちなみに、問題を読み上げる関係ではじめて普通の台詞を発したアカンベェ。赤っ鼻で生み出したために倒されるチャンスを作ってしまった。ビューティブリザード
17赤/青FUJIWARAの看板をスキャン。赤っ鼻(原西)と青っ鼻(藤本)のダブル。二体での登場はこれが初。FUJIWARAの持ちネタのギャグを応用した技を披露した。(サニーには「パクリやないか~」と突っ込まれていた)サニーファイヤー(赤)/レインボーヒーリング(青)
18玉入れのゴールをスキャン。手の穴から玉入れの玉を飛ばしたり、巨大な綱引きの綱を鞭のように振り回して攻撃する。レインボーヒーリング
19やよいのキツネの折り紙をスキャン。スキャン元は折り紙なのに何故か毛が生えている。珍しく特殊能力を持たず、正統派の徒手空拳で戦った。ピースサンダー
20びっくり箱をスキャン。サイズは従来よりやや小さめで、ほぼ人間並み。アカンベェ自体には特殊な能力はないがマジョリーナのミエナクナ~ルの効力で透明となったことで思わぬ強敵に。レインボーヒーリング
21七夕の笹をスキャン。ジョーカーが何かしらの手を加えたのか、他の個体と違いマッチョ。葉っぱをゲゲゲの鬼太郎の髪の毛針のように飛ばしたり、短冊が変化した棒状の武器や、鎖飾りを武器にしたりとプリキュア達を苦戦させた。また、ハッピーシャワーに対してビームを口から発射して対抗するという他の個体にない展開も見せた。ハッピーシャワー+全員の必殺技
23巨大な岩が連結したような姿をした個体。初の黄色っ鼻。赤と青の巨大な拳を武器とする。特殊な能力は持っていないが、星デコル以外の全てのデコルを使っているだけあってかなりのパワーを持つ。ハッピーシャワー
24デカ初のスーパーアカンベェ。メルヘンランドのお菓子の家をスキャン。1話同様家の形の個体(1話のオマージュだろうか)。腕を自在に伸ばして攻撃したり、弾丸を口から連射したり、プリキュアたちの通常の必殺技を食べてしまった。そして攻撃にウルフルンも巻き込まれていた。レインボーバースト
25デカかき氷をスキャン。両腕を伸ばしたり、頭の氷を投げつけて攻撃する。また、頭の中にハッピー、ピース、ビューティの3人を閉じ込めたり、高速回転することで猛吹雪を起こす力も持つ。レインボーバースト
26デカお面輪投げの輪と風船ヨーヨーをスキャン。胴体から輪投げの輪を飛ばす。レインボーバースト
27デカ蚊遣り豚をスキャン。胴体の空洞から火の玉を発射する。見えない何者かに攻撃を阻止された。レインボーバースト
28デカまだみゆき達が中にいる校舎をスキャン。同時に内装が古風になった。内部で青っ鼻のアカンベェがポルターガイストの如く大量に発生、プリキュア達を怖がらせた。ただ当の本人は全く動けず、無抵抗なまま倒されてしまった。しかもでかっ鼻を2個使用したため、倒したときにキュアデコルが4個出てきた。レインボーバースト
29デカゲームニスイコマレールにおけるゲーム内の観覧車をスキャン。戦闘能力はないがプリキュア達に夏休み中だらけていた自分達の幻影(?)を見せる。また、このゲーム内には緑色の鼻のアカンベェが多数出現した。レインボーバースト
30デカアマゾン川ピラニアをスキャン。キュアデコル奪還の為にキャンディを飲み込んだ。特殊能力は持たないがその巨体と水中での敏捷性でプリキュアたちを苦戦させた。魚だけにやはり電撃には弱いらしく、ピースサンダーではかなりのダメージを受けていた。なお、生きている動物をベースにしたアカンベェはこの個体が初。レインボーバースト
31黒↓赤初のハイパーアカンベェ。パワーショベルをスキャン。ウルフルンが搭乗し、レインボーバーストすら受け付けないパワーでプリキュアたちを圧倒する。しかし、キャンディの秘められた力によって黒っ鼻の塗装が剥がれて赤っ鼻に戻ってしまい、そこにハッピーシャワーを受け浄化される。久しぶりに単体必殺技で浄化されたアカンベェである。ハッピーシャワー
32黄↓黒怠け玉の中のジェットコースターをスキャン。大蛇のような姿。巨体を生かしての体当たりや目からのビームで攻撃。途中で黒い絵の具を鼻に塗ったくってハイパーアカンベェにグレードアップさせたが、直後にロイヤルクロックを駆使したプリキュアたちに浄化された。ロイヤルレインボーバースト
33映画撮影用のカメラをスキャン。一時停止・巻き戻しボタンなどでプリキュアの動きを操れる。機械なのでやはり水に弱く、象デコルの水を浴びてショートしたところを畳みかけられた。ロイヤルレインボーバースト
34エレキギターをスキャン。回避不能の強烈な轟音を発するというエレキギターらしい技を繰り出す。が、キャンディが機転を利かせてバナナの皮を踏ませ、転んだ拍子にアンプのコードが抜けたことで攻撃の手が止んだ。ロイヤルレインボーバースト
35黒×2ロボットアニメ「鉄人戦士ロボッター」の悪役「ワルブッター」のDX玩具(2体でワンセット)をスキャン。ウルフルン(上半身ロボ)とアカオーニ(下半身ロボ)が搭乗。特別仕様で操縦桿が付いており、本家ワルブッターと同じ技を使用できる。本家同様合体(その際の名称は「合体アカンベェ」らしい)も可能だが、やはりというか二人の意見が合わないと役に立たない。ちなみに、合体時の演出はどこか見たような感じになっていた。(合体そのものは上下合体ロイヤルレインボーバースト
36近くにいたカップルの女性の鍵型のペンダントをスキャン。特殊能力はなく鍵のブレード部を剣のように振り回して戦う程度だが、目の前でイチャイチャされてウルフルンが苛立っていたせいかすさまじいパワーを見せた。まさにリア充爆発しろ状態。ロイヤルレインボーバースト
37投票箱をスキャン。特殊能力はない。浄化された後ウルフルンは選挙で決着をつけるために再びルンタローの姿になった。ロイヤルレインボーバースト
38どんぐりをスキャン。『コドモニナ~ル』で子供の姿になってしまったプリキュア達をやっつけるべく誕生したが、何故か手加減していたり、「鬼ごっこ作戦」に翻弄されたりするなど通天閣アカンベェに劣らずコミカルな面が目立った。ロイヤルレインボーバースト
39ガラスの靴をスキャン。ウルフルンが間違えて出したため、久しぶりの赤っ鼻が登場。他のプリキュアがスマイルパクトを忘れてきたため、キュアハッピーのみが対峙。特殊能力はないが、ストーリーの関係上制限時間が5分しかなく、ひたすら逃げ回ってプリキュアを翻弄した。シンデレラハッピーシャワー
402話と同様バレーボールをスキャン。あかねの大切なものを用いて倒すためで、ネタ切れではないとの事。ウルフルンがあかねに因縁を持っていたのと、最後通告を受けた恐怖心からか、異常なまでの強さを見せた。途中では23話で見せた暴走状態になっていた為、21話の笹アカンベェ同様、ジョーカーが手を加えた可能性もある。サニーファイヤーバーニング→ロイヤルレインボーバースト
41やよい作の漫画の悪役(名前不明)をスキャン。奇しくもピースとアカオーニのデビューである3話のクリーンピースマンアカンベェのオマージュとなった。ウルフルン同様最後通告を受けた恐怖心からか、とてつもないパワーを見せた。悪役と同じ光線技を使える。また、内部には漫画の原稿が浮かび上がっている。ピースサンダーハリケーン→ロイヤルレインボーバースト

余談

赤っ鼻を「アカンベェ」、でかっ鼻を「スーパーアカンベェ」、黒っ鼻を「ハイパーアカンベェ」となっていることから、どこぞのアイテムを想像させる。それもそのはず、シリーズ構成が某携帯獣アニメの脚本を担当しているあの人であるからである。さらにキャンディれいか声優あちらの古株声優。みゆきの声優は最近のシリーズでレギュラー入りをした。アカンベェの声優も最近のシリーズで何度か出ている。ポップの声優もレギュラーだった時期があった。


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