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コンバットロンの編集履歴

2013-12-23 01:20:17 バージョン

コンバットロン

こんばっとろん

トランスフォーマーシリーズに登場する、デストロンの部隊の一つ。

概要

デストロン所属の部隊で、メンバー全員が軍事兵器に変形する。

メンバーの生みの親はあのスタースクリーム。そもそもメガ様にいつも以上にたてついてデストロンから追い出されたスタースクリームが、偶然流れ着いたガダルカナル島で掘り出した第二次世界大戦時のアメリカ軍旧日本軍の兵器にデストロンのパーソナルコンポーネント(人格を司るパーツ。人間で言えば脳のようなもの)を使ってメガトロンに対抗するために製作したのが発端とされている。


元々、全員が犯罪者だったためか、手柄を自慢し合って喧嘩になったりするなどチームワークはあまり良くないが、リーダー格であるオンスロートの信頼は厚い様である。


5体が合体して合体兵士ブルーティカスとなる。


アニメでの初登場は第46話「突撃エアーボット」で、コンバットロンの生い立ちは第53話「スタースクリーム軍団」で語られている。


テックスペックではブルーティカスに合体すると主体性に欠けている反面、メンバーの意思統一に成功しており、メガトロンは部下全員がブルーティカスのようであればと思っている。


玩具はその後のシリーズでもカラーリングや仕様を変えて幾度と無く発売されており、

他のスクランブル合体シリーズがなかなか再販されないのを尻目にG1当時の仕様(+それまでに行われた改修点を追加)で復刻販売も果たしている。


メンバー

それぞれのメンバーが強力な軍事兵器に変形するが、何故かオンスロート、ボルター、ブレストオフはボディに使用されたものとは大きく異なるデザインの兵器に変形するようになった(パーソナルコンポーネントの影響?)。

また、オンスロート以外の4人はブルーティカスの手足として自由に合体できる(スクランブル合体システム)。

CVについては兼役の場合が多いので、主な担当声優と、その人物がほかに演じていた役を表記する。


攻撃参謀オンスロート

攻撃参謀オンスロート

CV:島香裕レーザーウェーブサンダークラッカーなど)

コンバットロンのリーダーで大型ガントラックに変形する(元はアメリカ軍M16対空自走砲もしくは旧日本軍の一式半装軌装甲兵車)。

戦略家であり、部下からの信頼も厚い。背中に装備した2門のキャノン砲が武器で、キャノン砲を取り外してセイバートロン星のデストロン基地のコンピューターに取り付け、付いているレバーを操作して誘導システムを操作できる。また、セイバートロン星を制圧した事もあるが、コンボイとメガトロンの連携に敗れ、後にメガトロンによって忠実になるように再プログラムされる。ブルーティカスに合体する際には胴体に変形する。


宇宙兵ブレストオフ

CV:速水奨アイアンハイド、スパイクなど)

茶色と紫のスペースシャトルに変形(元はアメリカ軍の大型爆撃機B-17フライングフォートレス)。

本来の海外名はブストオフ(Blastoff)。

傲慢な性格で口調が荒い。荒々しいのは中の人繋がりなのであろうか。

自分の武器であるアイオニックブラスター(玩具ではイオンブラスター)に拘りを持っている。

小惑星を牽引して宇宙空間を航行できる程のパワーを持ち、同じスペースシャトルに変形するアストロトレイン同様、巨大化して仲間の輸送も可能。ブルーティカスに合体する際、右腕に変形する。なお、アニメの46話(日本)では翼部分がブルーティカスの胸となっている。

自分の姿が相当気に入らず、「こんなブサイクな姿を人前に晒せるか!!」と言い放った事もある。


偵察兵ボルター

ボルター

CV:城山知馨夫フレンジーパーセプターなど)

カマンSH-2シースプライト対潜ヘリコプターに変形(元は日本軍のゼロ戦)。

本来の海外名はボルテックス(Vortex)だった。

仲間も決して乗りたがらない程にビークルモードでの操縦が荒く、メインローターが巻き起こす突風による攻撃を得意としている。ブルーティカスに合体する際、左腕に変形。


狙撃兵ブロウル

ブロウル

CV: 石井敏郎(スパイクの父スパークプラグなど)

西ドイツ軍レオパルト1戦車に変形(元はアメリカ軍のM36ジャクソン駆逐戦車もしくは旧日本軍の四式中戦車)。

ハンティングが好き。ビークルモードでは主砲を望遠鏡としても使用している。

自身のパーソナルコンポーネントを大学生が作ったロボットに取り付けられた事がある。

ブルーティカスに合体する際、左脚に変形。

実写映画版では他のメンバーを差し置いて登場を果たした。(劇中では何故か「デバステイター」と呼称)


補給兵スウィンドル

TFA:スィンドル

CV:阪脩ホイルジャックスカイファイアーなど)

F.M.C. XR311コンバットバギーに変形。(アニメではジープ風の車両に変形)

詳細はスィンドルを参照。


合体兵士ブルーティカス

コンバットロン・ブルーティカス

CV:島香裕

コンバットロン部隊の5体が合体した姿。全身武器の塊というほどの驚異的なパワーを持ち、背中にある2門のキャノン砲とビームガン、回転して相手を切り刻む左肩のメインローターが武器。デバスターを倒しメガトロンを追い詰めるも、その後駆けつけたメナゾールに撃破される。その後、セイバートロン星を占拠したが、スタースクリームが反乱を起こした際に備えて付けておいた背部の機能停止装置により機能が停止し、その後メガトロンの手によって破壊されたかに思われたが、破壊されたのは偽者であり、本物のブルーティカスは再プロミングされメガトロンの命令に忠実に行動するようになる。

その一方サイバトロンが用意した対抗馬、ガーディアンの一撃でスィンドル以外バラバラになった事もあったりする。(彼が文字通り仲間を売ったのはこの時)


トランスフォーマースーパーリンク

CV:保村真

コアとなるオンスロート以外のメンバーは意思が無いドローンという設定で、ドローンは各々2体ずつが共通のデザインとなっている。スクランブル合体が可能な点はG1シリーズと共通。

オンスロートは自走式多連装ロケット砲風の車両に変形し、ブレストオフとボルターは攻撃ヘリコプターに、ブロウルとスィンドルは対空自走砲に変形する。

しかし、劇中では常時ブルーティカスのままでいる事が多く、分離状態のコンバットロンでいる事は稀であった。


スーパーエネルゴンの泉で眠りについていたところをガルバトロンによって目覚めさせられ、彼の部下となる。

最終決戦ではスペリオンを追い詰め彼の手足のドローンを破壊するが、代わりにビルドロンの手足をスーパーリンクさせたスペリオンの反撃によって敗れ去る。

粗暴な性格の相方のビルドロンとは違い、沈着冷静な性格。


War for Cybertron/Fall of Cybertron(日本未発売)

プライムと世界観を共有する本作においては、

ブロウルはエイリアンタンクに変形するTFとして登場している。

WFCではバリケード、メガトロンらと共に当時オートボット所属だったスタースクリームが守護するダークエネルゴンを封印しているステーションに突入し、制圧後はアイアコンのステラ・ギャラリー(瞑想室。メガトロンは瞑想について『自分の無能を棚上げして怠惰の中で泣き言を並べ立てるだけの時間とエネルギーの無駄遣いにしかならない無駄な行為』と断じている。)の襲撃にも参加している。このときの彼の性格は鬼軍曹そのものであった。


そのしばらく後の時間軸であるFOCでは同一人物かはわからないが、他のコンバッティコン(エイリアンガントラックのオンスロート、エイリアンシャトルのブラストオフ、エイリアンジェットヘリのボルテックス、エイリアンバギーのスィンドル)と共に登場し、ブルーティカスに合体する事もできる。このときの性格は短気。


FOCでのコンバッティコンは、メトロフレックスによってメガトロンがオフラインになった事からニューリーダーの名乗りを上げたスタースクリームの部下として登場する。

しかし、初陣であるエネルゴン奪還作戦にて、スタースクリームは「対空砲があるから危険だ」というブラストオフの忠告を聞かずに勝手に突撃した為に攻撃部隊は壊滅、仕方なくオンスロートの支援作戦でケチの付け所しかなかった作戦を何とか立て直し、本来であれば全て奪われるところだったエネルゴンを何とか奪われずに済ませ、さらにその半分を回収する事に成功(残りの半分は輸送用のタンカーの燃料に使われてしまっていた)するもスタースクリームによって全責任を押し付けられ、拘束されてしまった。


その後は復活したメガトロンの軍門に自ら下り、それ以降はメガトロンの的確な作戦に従い多大なる戦果を挙げるも、アーク号制圧戦の折にブルーティカスに合体して無双していたところをジャズジェットファイヤーら航空部隊によって集中砲火を喰らいアーク号から吹き飛ばされてしまった。


合体時の主な武器は左肩のローターや右腕の火炎放射器で、更に地面に拳を強打する事で衝撃波を放つ事も出来る。


後にトランスフォーマージェネレーションズとして玩具化もされており、ブルーティカスへの合体や余剰パーツ無しでのスクランブル合体も再現しているが、ゲーム中のプロポーションとは若干異なっている。



関連タグ

トランスフォーマー デストロン メガトロン スタースクリーム

ビルドロン スタントロン エアーボット

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