三つ編み

みつあみ

3本の紐や、3束に分けた髪をひとつに組み合わせて編むこと。また、その編み方やそのように編んだ髪型。三つ組み。

pixivにおける三つ編み

pixiv内では、髪型を指すことがほとんどである。

この髪型にした人物の絵などに付けられるタグとして扱われている。

髪型の一種としての「三つ編み」は、ロングヘアーを装飾的に編んで作る代表的な髪型のひとつである。

3本の紐状に分けた髪の毛を編み、1本の太い束にしたもの。

ツインテールやサイドポニーと並んで幼いイメージを持たせるがこれらよりは大人女子にも多くみられる。

側頭～後頭部に伸びた髪を1本または2本の束にして体の前後に垂らすおさげが一般的だが、後述する編み込みや、両耳の前に垂らした髪を細い三つ編みにするケースなどもあり、そのバリエーションは様々。

英語ではBraidまたはFrench braidと呼ぶ。

基本は、

……という作業を髪の先まで繰り返して続け、最後にゴムなどで縛ってほどけないようにする。途中途中で髪を足しながら編むことで頭に密着させる変則形（→編み込み）もあるが、基本は同じ。

4つに分けて編めば四つ編み、5つに分けて編めば五つ編み。真ん中のラインが綺麗に出るよう工夫した四つ編みのことを編み目の形からフィッシュボーンと呼ぶ。しっかり編みこむことで型崩れもしにくくなる。

2つに分けて編む二つ編みはツイストと呼び、二つの束をそれぞれ同じ方向ににねじり、次に二つの束を最初と逆向きに交差させる（綱のような見た目になり、三つ編みや四つ編みと違って真ん中のラインが出ない）。この中では編み方がイレギュラーである。

ただし、自分の髪を編んだりするには慣れが必要で、後頭部に編むことは特に難しく、慣れない子供などが自分の髪を編む場合は、左右に分けるか、左右どちらかに片寄らせることで編みやすくする。

最初の方は、髪の量を少なくしておくと編みやすい。

作画としては現実的な三つ編みよりデフォルメする・ひし形にY字を入れた物体にする・ハート形の塊などを連珠状にするなどで、簡単かつ可愛く描かれることが多く、デフォルメの小さい・編まれている3束が分かるような三つ編み描写は少ない。

デフォルメの小さい三つ編みが少ない理由は、整合性の維持に加え、見栄えよく描くことも難しいため。元々三つ編み状の物体を三つ編み以外に描写することはなく予行する機会も無いので、三つ編みの描き方自体を新たに覚える必要があり、描き慣れない人からは「難しい」と言われる。

デフォルメの強い絵だと、団子のように○を連ねることもある。