概要
恋愛漫画動画のYouTubeチャンネルのひとつである。『実況パワフルプロ野球』シリーズのあかつき大附属高校とは全く無関係。
ほとんどの回で悪役が登場し、主人公が悪役と立場逆転していくため、スカッと系動画の要素も強い。
2021年7月16日に動画投稿を開始。
あかつき高校漫画部の一ノ瀬晴弘(いちのせはるひろ)、雨宮夏帆(あまみやかほ)、赤羽秋音(あかばねあきね)、雪城冬真(ゆきしろとうま)の4人が作画・声優を務める漫画作品を紹介する、という体裁である。ただし、後述するように、あまり高校生らしくない内容(特にラストシーン)の作品が大半である。
また、この4人は基本は動画のラストに登場するのみであり、最序盤の回を除いて本編には全く登場しない。
なお、実際の声優は、男性キャラは坂東志勇氏および松本翔斗氏、女性キャラはしぴ(鳴海潮莉)氏およびREINA氏が務めている。
厳密ではないが、およそ2日に1本のペースで17時ごろに動画が投稿されている。チャンネル登録者数は約21万人弱(2024年10月現在)。
動画の内容は、ほぼ以下のフォーマットである。
- 主人公(名前はハルヒロまたはトウマ)が何かしらのピンチに陥る。社会人の場合は、ブラックな環境や毒上司により辞職することがほとんど。
- 主人公がヒロイン(名前はカホまたはアキネ。ヒロインが3人の場合はハルカとなることが多い)と出会い、なんやかんやで仲を育んでいき、主人公の事態も好転する。ヒロインがシングルマザーの場合もあり、娘の名もほとんどがカホかアキネである。
- ヒロインは地頭の良し悪しにかかわらず、「どややー」や「ふんすっ」が口癖のアホの子的キャラに描かれることが多い。このキャラ付けが好評でスタッフが味を占めたのか、2024年の春~夏あたりから、ほとんどのギャグテイスト回でヒロインが前述の口癖を発するようになった。
- 主人公のライバルや毒上司といった悪役が主人公やヒロインを貶めようとするも、返り討ちに遭う。悪役の末路は割とあっさり目に描かれ、ギャグめいた結末になることも多い。
- 一件落着したところでヒロインが主人公に対して強引に「夜のサービス」などを迫り、このあと滅茶苦茶……な展開を匂わせるオチか、いわゆる「搾り取られた」オチになりハッピーエンド。キス止まりで終わるパターンもあり、ヒロインがシングルマザーだった場合はほぼ確定で娘が割って入り「サービス」が未遂になる。結ばれて以降の後日談もさらりと描かれる場合もある。なお、主人公から迫るパターンはほぼ無い。
- ほぼ毎回サムネはこのラストシーンを元にした(もちろん、YouTubeの規約に引っかからない程度ではあるが)セクシーなものとなっている。ヒロインがシングルマザーの場合は、ほとんどの回で娘が「パパできた」と言っている。
- 2024年以降は、ごく稀にヒロインのほうが主人公によってテロンテロンにされるオチになることもある。
作品の雰囲気は、比較的真面目に描かれる場合も、終始ボケとツッコミが飛び交うギャグ漫画テイストの場合もあるが、陰惨な内容は無く、スカッと系動画としてはマイルド且つ明るいものである。前述の通り、悪役の制裁には重きを置いておらず、主人公とヒロインが幸せになる過程を中心に据えるという、恋愛漫画動画らしい構成となっている。
以下のように何かしらのパロディが取り込まれる場合もある。
- 主人公が「明智トウマ」、ヒロインが「織田アキネ」、ヒロインの父が「織田信長」。史実とは違いトウマが織田親子に非常に気に入られている。「天下布武商事」「松平印刷」なども登場する(動画)。この他にも、多彩な戦国武将のパロディ回がある。
- 主人公が「松岡ハルヒロ」、ヒロインが「城島カホ」。言うまでもなくバンドも農業も起業もできる某グループのパロディ。作品のテーマも農業であり、「鉄腕商事」も登場する(動画)。
- 主人公が「内海ハルヒロ」、ヒロインの女社長が「湯川カホ」。「実におもしろい」のセリフでお馴染みのドラマのパロディ。カホは有能だが、ハルヒロ絡みになるとポンコツになる。悪役は「亀山商事」の「坂本部長」となぜか幕末。助っ人の弁護士として「おとこ城主直虎」こと「柴咲直虎」も登場する(動画)。
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肉食系女子:ラストシーンから、ヒロインの大半が当てはまる