艦隊これくしょんの登場キャラクター、工作艦「明石」と軽巡洋艦「大淀」のコンビ・カップリングを描いた作品に付けられるタグ。
艦隊これくしょんにおいては、方やアイテム屋のお姉さんから、方や任務画面のお姉さんからの転任組であり、イベント報酬としての実装経過や絵師も同じであるなど、共通点は多い。
最初期から非戦闘員として鎮守府に務め、その活動を縁の下で共に支えてきたという意味では
他のどの艦娘よりも長い付き合いであるとも考えられる。
なお、艦娘として彼女たちが実装された以降においてもアイテム屋や任務画面でのグラフィックに変化は無いことから、以前からの業務は継続して担当していると思われる。
これからは鎮守府のメンテナンスを賄う工作艦と、艦隊の指揮運営に自負を持つ連合艦隊旗艦経験艦として、さらに幅広い範囲において鎮守府の運営を支えてくれるだろう。
服装について
大淀のみ赤いネクタイを着用しているという違いがあるものの、2人とも共通したデザインのセーラー風の制服を着ている。
艦これでは姉妹艦は同じデザインの服装になるという原則(ただし史実などを考慮した場合その限りではない)があるが、工作艦と軽巡洋艦という異なる艦種でありながら同じ服を着ているのは彼女たち2人だけである。
なお、異なる型で同じ服を着ているのは間宮・伊良湖や、陽炎型だが夕雲型の制服を着ている秋雲、色違いの赤城・加賀などの例がある。
明石と大淀の史実における共通点
史実での両者は同型艦がないことと、終戦時残存という共通点があり、明石はパラオ諸島で、大淀は江田島にて終戦を迎えた。大淀は1947~8年、損傷が軽微だった明石はこれより後れて1954年に解体されている。
また現代の海上自衛隊にも両者の名は受け継がれ、先に、海自初の海洋測定艦となった3代目「あかし」が就役したが、明石と同じく同型艦はつくられなかった。のちに1991年にあぶくま型沿岸護衛艦の2代目「おおよど」が就役し、こちらは大淀とは異なり姉妹が存在する(「おおよど」は3番艦)。現在は「あかし」が除籍されたが、「おおよど」が現役にあり、大湊基地を定係港にしている。
余談
モデルグラフィックス2014年7月号において明石と大淀の二人が表紙を飾っているのだが、
その際の描きおろしイラストが明石が大淀のスカートのスリットに手を突っ込んでるようにしか見えないと
一部の提督の間で話題となった。
また上記以外にも各種雑誌や関連グッズなどにおいて、二人がコンビで描かれたイラストが担当絵師によって数多く新規に描き下ろされている。
姉妹艦といった直接の関係性は無いに等しいにもかかわらず、ツーショットの公式イラストが非常に多いというのもこの二人の特徴であると言えるだろう。