こちらナメック星ドラゴン公園前派出所
こちらなめっくせいどらごんこうえんまえはしゅつじょ
1976年から週刊少年ジャンプでの連載を開始し、2006年に30周年を迎えた『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(以下『こち亀』)と、1984年から1995年までWJに連載された『ドラゴンボール』の9ページのコラボレーション漫画である。
この話は『こち亀』単行本69巻に収録された伝説のウソ最終回「新たなる旅立ち!の巻」で両津勘吉が怒りを買った大原大次郎ら『こち亀』一同に追放され、『ドラゴンボール』の世界に飛ばされてしまった出来事を元に作られた。
ちなみにこの時に登場したフリーザ・ザーボン・アプールはすべて秋本治が描いている。
『ドラゴンボール』原作者の鳥山明は、『こち亀』単行本32巻の巻末にコメントを寄せている。
「新たなる旅立ち!の巻」で大原部長ら『こち亀』一同からの怒りにより、『ドラゴンボール』の世界へと追放されてしまった両津。
そこはナメック星で、フリーザ一味がドラゴンボールを集めようと暗躍していた。
フリーザの乗ったUFOを見つけた両津は、道交法違反で取り締まろうとするが…。
ギャグ漫画の住人という特権(ギャグ補正)でフリーザの攻撃でも死なない生命力を発揮し、フリーザを愕然とさせる。
本編では終始第1形態の姿で登場。攻撃を受けても死なない両津を見て逃げ出した。
この際フリーザは「わたしは何も見ていない…。わたしは誰とも会っていない…。」と現実逃避していた。
フリーザの側近の一人。ザーボンとドドリアはこの時点ではドラゴンボールの回収をしていたため、アプールが登場した。
両津がギャグ漫画の住人であることを見抜く。
ちなみに両津が現れる前にはしりとりをしようと言っていたが、フリーザは「宇宙の王者はそんなことしません」と一蹴した。
フリーザを出し抜こうと岩陰から様子を見ていたが、両津の生命力に驚く。
フリーザが逃げた直後、こっそり逃げようとするも両津に見つかってしまう。
『ドラゴンボール』の主人公だが、本編では最終ページの最後の3コマしか登場していない。
カプセルコーポレーション謹製の宇宙船に乗って、「フリーザはどこにいるんだ?」とベジータに聞くが、両津に「駐車違反だ!」と注意されてしまう。
この様子を見たベジータは「踏み込んではいけない世界があった……」と呟いた。
両津とフリーザが共演するゲーム。ただし、フリーザは最終形態の姿である。