概要
本名:佐草晃(1961年2月9日~)
ピアノを習っていたため、音楽をテーマとした作品が多い。
来歴
1968年、父の勤務先のボンベイ(インド)へ転居。日本人学校の友人が持っていた『巨人の星』と『タイガーマスク』しか日本の漫画はなく、何度も読んだ。
1979年、早稲田大学へ入学。漫画研究会に入る。大友克洋や高野文子などに影響を受ける。
1984年、『シロイシロイナツヤネン』でちばてつや賞大賞を受賞。
1988年、「週刊ヤングマガジン」(講談社)で『ベンケー』を連載。
1991年、「ヤングサンデー」(小学館)で『愛がいそがしい』を連載。
1993年、「週刊ヤングマガジン」で『お気に召すまま』を連載。
1994年、「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で『俺たちに明日はないッス』を連載。
1999年、「漫画アクション」で『トトの世界』を連載。『神童』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞。
2000年、「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で『犬・犬・犬』(原作:花村萬月)を連載。
2001年、『トトの世界』がテレビドラマ化され、NHKで放映された。
2003年、「漫画アクション」で『マエストロ』を連載。
2004年、「漫画アクション」で『コドモのコドモ』を連載。
2006年、京都精華大学マンガ学部マンガ学科の専任教員に就任。ストーリー部門を担当。
2007年、『神童』が映画化された(監督:萩生田宏治)。
2008年、『コドモのコドモ』が映画化された(監督:萩生田宏治)。
2008年、『マエストロ』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
2009年、「週刊コミックバンチ」(新潮社)で『さよなら群青』を連載。
2015年、『マエストロ』が『マエストロ!』として映画化された(監督:小林聖太郎)。
2021年、京都精華大学を退職。マンガ学部での講義をまとめた『マンガ脚本概論』(双葉社)を出版。
そのほか作品
富士山 - 月刊IKKI作品
タマキトヨヒコ君殺人事件 - 漫画アクション作品。短編集
おくりびと - 同名映画原作