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この記事はゲーム『ダンガンロンパ』シリーズ及びその派生作品の重大なネタバレを含みます。閲覧にはご注意・自己責任で!編集



















































見ちゃいけないモノを見ている自分…

悪趣味なモノに喜んでいる自分…

そんな背徳感ことがデスゲームの魅力であり、

このコロシアイの魅力であり…

ダンガンロンパの魅力なんだからね。


概要編集

ニューダンガンロンパV36章のタイトル。

その章題でシリーズの終焉を予感したプレイヤーも多いだろう。


あらすじ編集

チャプターの冒頭「まこと」の独白から始まる。

逃げたくなるような日々に「僕もいつかは」と夢を語る。

この時点で人類滅亡説はほぼ途切れる。


一方、才囚学園では覚醒キーボがコロシアイを終わらせる為、校舎を破壊し始める。

アホ毛が取れたことでキーボは内なる声が聞こえなくなった。

「誰も見ていないデスゲームはあり得ない」と主張する最原終一一行はキーボを囮に調査を開始する。


その結果

王馬小吉が愉快犯組織DICEの総統である事

天海蘭太郎超高校級の生存者である事

赤松楓には双子の妹がいる事

ピンク色の繊維がついた砲丸の存在

一階の女子トイレと図書室の隠し部屋が繋がっている事

思い出しライトの内容は首謀者が選べる事

が判明する。


アホ毛を付け直したキーボは猛省し6体目のモノクマーズであるモノチッチの存在を暴く。

その後、最原終一の提案により学級裁判開始。

そして赤松楓は冤罪で処刑され天海蘭太郎殺しの真犯人=首謀者は白銀つむぎと判明する。

その過程でモノクマーズが全滅。


首謀者でないと主張する白銀つむぎ江ノ島盾子53世にコスプレする。

江ノ島盾子53世はかつての自分を完全再現しただけ、人類は既に死滅したと主張する。

最原終一は自分達の記憶が本当に正しいのか疑問を呈する。


希望ヶ峰学園公式資料集と自分達の記憶に複数の齟齬がある事が判明。

天海蘭太郎王馬小吉の正体とも矛盾が生まれ、最原終一は思い出しライトが嘘の記憶を植え付ける道具と証明する。


今までの記憶全てが偽物とわかり混乱する一行に対して、白銀つむぎダンガンロンパ歴代キャラクターにコスプレする。

白銀つむぎがコスプレできる事から歴代キャラクター、及び希望ヶ峰学園はフィクションの存在と判明する。


外の世界は滅びておらず、フィクション世界で現実の命を使ったコロシアイ究極のリアルフィクションを楽しんでいた。

作中における外の世界は現実以上に平和であり、それに退屈した人々はコロシアイに刺激を求めていた。

ニューダンガンロンパV3は「ニューダンガンロンパ53」つまり53作目のダンガンロンパだった。

自分達にコロシアイを強要していた黒幕は外の世界だったのだ。

コロシアイに参加していた自分達すらフィクションで「記憶を操作された一般高校生」でしかなかった。

ニューダンV3ログ①

記憶を消される前の最原終一百田解斗赤松楓はコロシアイオーディションの自己PR動画に出演していた。

プロローグの生徒達がコロシアイ参加を喜ぶ回想シーンが挿入される。

今までのコロシアイ全てが嘘だと分かった一行は絶望に包まれる。


キーボの「内なる声」の正体が「外の世界の声」と判明する。

シリーズお馴染みの最後の特別な投票に裏を感じた最原終一は希望こそがコロシアイが53回も続いた理由と看破する。

最原終一は投票の放棄によってダンガンロンパを終わらせる道を選ぶ。

人格を消されたキーボを通して外の世界を説得し、投票は全員の棄権で終わる。

おしおき「才囚学園の破壊」によってキーボ白銀つむぎが死亡。

6章

おしおきを生還した最原終一春川魔姫夢野秘密子白銀つむぎの遺した超高校級の模倣犯という言葉を噛み締め、外の世界を見据える。


伏線編集

マスコットのメタ発言全て。


最原終一の研究教室にあった52冊の事件ファイルは過去作のトリックをまとめたファイルと解釈できる。

安藤流流歌がトリックを使用しているので3のファイルがあるのはおかしな事ではない。


絶対絶望少女2の広告。


発売前から登場していた「チームダンガンロンパ」のロゴ。


評価編集

ご自由に追記ください。

編集

デスゲームが起きている理由が「デスゲームが大人気な世界観」というのはプレイヤーの盲点を上手く突いている。

またそのような展開をできるのはシリーズ物のデスゲームであるダンガンロンパしかない。


オーディションの際の最原終一の演技はネタ込みで評価が高い。


編集

「フィクションだからできる壮大なテーマ」発言や「real/fiction」という曲名でオチを予想できてしまった。


捜索時のタイムリミットが短く、迷子にもなるしですぐタイムオーバーになってしまう。


「フィクションだって現実を変えられる」とはいうがそれを含めてフィクションの出来事でしかない。


「自分から応募した」と言ってくれるまで募集とスカウトの違いが若干分かりにくい。

同じく超高校級の絶望江ノ島盾子だけを指す言葉でないというのはプレイヤー視点では違和感がある。

ひっかけがなければクイズにならないし、言いたい事はわかるが……。


バッドエンドのギミックがわかりにくい。

初見だとルートをやり直してしまう可能性がある。


この章の展開が無意味になる為、新作を出せない。

本作最大の問題点。

現にハッピーダンガンロンパSはデスゲームではない。

なお、コロシアイの新作は望まれている模様。


その他編集

白銀つむぎが黒幕なのも「思い出しライト」による設定の一環とする考察がある。

最初のプロローグにモノクマが出てこない=マザーモノクマが起動していない点が根拠。

そうなってくると天海蘭太郎が本当に超高校級の生存者なのかすら怪しくなってくる。


小高和剛氏はドラゴンクエストユアストーリーに対して『ドラクエの映画については、賛否どちらだろうと、俺が何を言っても「お前が言うな」と返されるのが目に浮かぶので、語れない。』とコメントした。

しかし、RPGの映画化とデスゲーム作品を同列に語る事はできない。


作中の描写を全て信じるなら超高校級の探偵にクロは1人もおらず、シリーズ全ての黒幕は江ノ島盾子である。


本作のコロシアイは全て電脳空間の出来事という奇説も存在する。


動画サイトの創作論破を見れば作中世界の視聴者の気分を疑似体験できる。


フィクション設定の疑問点はみんなのモブキャラ旧制服を参照。


関連タグ編集

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推しの子…本作と同じ「嘘」をテーマにした作品。こちらもそれにまつわる結末で荒れてしまった。

 



この嘘で何かを変える事はできたのか?

この嘘で誰かを変える事はできたのか?

この嘘で世界を変える事はできたのか?

もし、少しでも変える事ができていたなら…

…物語は終わりじゃない。

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