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この台詞の飛び出した状況

主人公、ガンダムおたく教師にして妄想王「暴尾亜空(あばおあくう)」が楽しく居酒屋で仲間と一緒にドムの妄想を繰り広げていた際に、現れたSF者「千巣負湾打(せんすおぶわんだ)」

千巣負湾打はドムの開発秘話妄想をSFと称する暴尾に対し、巨大ロボット物自体が非科学的であり、巨大ロボットの科学考証を行い、そんな幼稚なジャンルがSFを語るなと言い放つ。

これに対し暴尾は、お前の言う事は正しい、ではお前の言うとおりに科学考証の完璧な一年戦争を作ったとして


そこにワンダーはあるのかい


と、返し一転攻勢


過去の千巣負湾打とてSF物にハマった切っ掛けは科学考証の浅いスペオペであり、その事を周りに指摘されたコンプレックスから理論武装を行い、SFを純粋に楽しむのではなく、SFのレベルを高く保とうとしているつもりだが、守っているのは頭が良いと思われたい自分であり、考証マニアの設定バカに落ちていったことを指摘、お前が語っているのはSF考証であり、SFではないと言い放ち


他人の評価を恐れて自分の愛したものを否定するな!


と叫び、千巣負湾打にキャプテンフューチャーを愛していた頃の気持ちを思い出させ、退かせるのである。


このシーンの肝

どこの界隈にもいるが、意識高い系のおたくを気取ってファンに冷や水を浴びせてくる輩が居る。だが、その指摘が正しくともそれが物語をつまらなくしてしまっては本末転倒であり、またそういう人間も嘗ては熱い心を持っていたのだという事を熱く語る本作の名シーンである。

過去を振り返れば、ブラック・ジャックにて病気の描写が現実に即していない事を指摘した医師などもこの手合いかも知れない。


そういう経緯を無視して一部のまとめブログ等では、千巣負湾打の考証部分のみ抜出し記事にしている例が有る。

そのような記事を目にした少年少女が、ワンダーを楽しめない大人にならない事を祈るばかりである。


一方で、所謂ガノタと呼ばれる人間がスーパーロボットアニメを「荒唐無稽な子供向けアニメ」と馬鹿にしていた時代もあった。時代は繰り返すと言うかなんというか…。


関連イラスト

そこにワンダーはあるのかいに関するイラストを紹介してください。


外部リンク

収録作品

濃爆おたく先生という「ガンダムファン漫画」について



関連タグ

そこにワンダーはあるのかいに関係するタグがありましたら、紹介してください。

濃爆おたく先生


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