概要
初登場は『ドラゴンクエストⅤ』。周りにトゲのようなものがついたモンスター。
これといった特殊攻撃を持たず、スライムより少し強い程度の実力しかない。
ちなみに体のトゲ状の部分は硬そうに見えるが、実は柔らかい。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』のモンスター図鑑説明によると「頭に血が上ると火薬に火が付き爆発する」とのこと。要するにほとんど爆弾のようなモンスターである。
『ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵 ルカの旅立ち・イルの冒険』ではかいぞくのこおりのカギクリア後にお見合いできる酒場のNPCの商人の男の個体が有用。「まじんぎり」を覚えているため、パーティの増強に役立つ。
とげぼうず系のモンスター
少し守備力が高いため、一撃では倒せない。
「はじけとぶ」で自分の命と引き換えに、相手全体にダメージを与えてくる。
「メガンテ」を覚えてはいるもののMPがないので意味はない。しかし、序盤ながらも守備力をはじめとして能力は高い。また、突進攻撃で大ダメージを与えてくる。
『ドラゴンクエストⅤ』では仲間にすることも可能なのだが、上限レベルが15とかなり低い…がその能力は仲間になる時期を思えばかなりの高性能。防具無しでも十分なほどみのまもりが高く、またちからも同時期の主人公やスライムナイトに勝るうえに敵グループを纏めて攻撃できるチェーンクロスが装備できるため、運よく青年時代の序盤で仲間にできたなら多いに役立つ事となるだろう。
PlayStation 2版に限ればかしこさの値に関係無く通常攻撃のみで戦ってくれるので、文句なしの即戦力となるしそれ以外のハードでもレベル8まであげれば指示に従うだけの数値になる。レベルが最大になる頃には他の仲間も後釜を任せられるほどに育ってくるので、大体主人公が「ルーラ」を覚えたあたりで満願退役と相成る。
なおレベル14までいけばようやくMPが上がり「メガンテ」が使えるようになるが、もっと手っ取り早く上げたいなら「ふしぎなきのみ」を使っておこう。もっともこの能力ではメガンテで散らせるには惜しいところだが。爆ぜる事をためらわれる爆弾とは一体。