概要
謎の呪文・パルプンテで呼び出される何か。いろんな効果が起こるパルプンテだが、その中でもひときわ異彩を放っている。
これが現われると、敵味方とも全員が例外なく無条件で逃走してしまい、戦闘が強制的に終了してしまう。プレイヤー側は無傷で済むが経験値はもらえない。
『ドラゴンクエストⅣ』と近い時期に発売された小説『ドラゴンクエスト モンスター物語』によると、コイツは魔族の王よりはるかに恐ろしく、人間側でも魔族側でもない完全独立(というか中立?)の存在で、この世と魔界を自在に行き来できるがこの世には数秒ほどしかいられず、この世に現れた時はなぜか簑(後述)を依り代としているらしい。
何がどう恐ろしいのかはまったく不明だが、見たものすべてがたちまち逃げ出すインパクトだけは確かなようで、『ドラゴンクエストⅡ』ではボス枠であるハーゴンや彼が呼び寄せた邪神たち(アトラス、バズズ、ベリアル)、果ては破壊神のシドーでさえも逃走の一手。大抵は仕切り直しになるが、稀にそのままエンディングになる。
しかしこれでは格好がつかないからなのか、『ドラゴンクエストⅣ』で再登場して以降はボス戦では選ばれないようになった。
あくまのす
『ドラゴンクエストⅣ』に登場するミノムシのようなモンスター。
コイツのまとっている簑が「とてつもなくおそろしいもの」の依り代らしいが、コイツ自身は単に簑の留守番をしているだけの雑魚モンスターでしかない。
ミノーンの上位種なので一応虫系に分類されているものの、虫ではない模様。
留守番はよっぽど退屈なのか、出現時に眠っていることも多い。しかし起きさえすれば結構多芸なやつで、マヒこうげきや「やけつくいき」でマヒを狙い、つうこんのいちげきで大ダメージ、高い防御をスカラで引き上げたり防御したりと意外にしぶとい。
守備力・呪文耐性とも高いが、燃やしてしまえということなのかメラ系が効きやすく、HP自体も低いのでマーニャの出番だ。
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