概要
2009年の12月31日の大晦日スペシャルで放映されたアニメオリジナルエピソード。
ドラえもんが歴史に介入したせいで歴史改変が起きてしまった話である。
あらすじ
年の瀬、野比家は大掃除で大忙し。
のび太が片付けの為に自室に入ると、ドラえもんが突然どら焼きのルーツについて質問する。
のび太は答えられず、ドラえもんから「どら焼きは武蔵坊弁慶が作ったのが起源である」と教えられ、その流れで弁慶が作った元祖どら焼きを食べに行こうと言い出し、二人は平安時代までタイムマシンで行くことになった。
タイムスリップした先の時代は、牛若丸が弁慶と五条橋で決闘を行う少し前。
しかし、ドラえもんがどら焼きを早く食べたいがために牛若丸を急かして戦わせた結果、牛若丸は弁慶に負けてしまう。
弁慶に睨まれてあわてて現代に帰った二人。
ママが大掃除の合間におやつを用意してくれたのだが、いつものどら焼き……ではなくたい焼きが出された。
なにやら様子がおかしいと思い、いつも行く和菓子屋にどら焼きがあるかを確かめに行った。
ところが、店先にいつも置いているはずのどら焼きが全く見当たらず、それどころか店主はどら焼きというものを全く知らないという有様であった。
なぜこうなったのかというと、牛若丸を本来の歴史より早く戦わせた結果(本来は弁慶が鹵獲した刀剣が999本の時に戦うのだが、600本の時点で戦わせてしまった)、決闘で負けてしまったために弁慶が牛若丸に仕えなくなり、そのせいでどら焼きも生まれなくなってしまったからである。
元の歴史に戻すために2人は再度平安時代に行くのであった……。
余談
牛若丸と弁慶が登場するエピソードは、『のび太と牛若丸』というタイトルでテレビアニメ第2作第1期でも放送されている(2003年4月18日放送)。ただし、ストーリーは別物。
関連タグ
のび太のパラレル西遊記:ドラえもん達が過去の時代でミスを犯してしまった結果、歴史が変わってしまったため歴史の修正に乗り出す話繋がり