曲情報
概要
『トロピカル〜ジュ!プリキュア』第13話より挿入歌として登場するローラの歌。
作中での扱い
第13話にてトロピカる部が校内放送に参加したいと提案したのがきっかけだった。
案の定、紆余曲折の放送事故をかますトロピカる部一同をみてられなくなったローラが特別ゲストとして飛び入り参加。声だけなら人魚とは気付かれないので、これまたやりたい放題言いたい放題のトークをかますのだが、もうすぐ放送が終わるというところでゼンゼンヤラネーダが出現。まなつ達は戦いにいかなくてはならなくなる。
そこでローラが一人放送室に残り、残りの時間を埋めるために得意の歌声を披露することになった。
その美しい歌声にあおぞら中学校の生徒達も教師達も心が癒やされる程だった。腹痛で保健室で休んでいた小森いずみも痛みを忘れる。そして翌日、リクエストが殺到した。
まなつ達も結局ローラの歌は聴けなかったのでまた歌ってよと要望するが、当のローラは「気が向いたらね」と気ままな様子であった。
ローラ曰く、グランオーシャンの人魚は子どもの頃からこの歌に親しんでいるとのこと。
アニメージュ誌2021年9月号の村瀬亜季プロデューサーへのインタビュー記事でも、この歌は人魚の間に伝わる童謡のようなものであり、要するに「グランオーシャン育ちなら誰でも知ってる」ものとしている。
そして同インタビュー記事によると、13話時点でのローラはこの歌の「なかよし」の本当の意味をまだきちんと理解していないため、この歌に特別な思い入れを持っていなかったらしい。
そのため、ローラ役の日高里菜には、「歌詞への思いとかは乗せずに、”私って歌うまいでしょ”と自慢をする感じで歌って欲しい」との指示をしたとのこと。
第46話では、トロピカ卒業フェスティバルでの演劇後、トロピカる部員全員合唱で歌ったが、途中人型のセットが倒れてしまい中断となった。タイトルも「なかよしのうた~いっしょにうたおう♪だいすきなともだち」となっている。
余談
公式サイトにおけるローラの好きなことは「歌をうたうこと」となっている。
歌自体の初披露は第13話だが、実は第3話で一部だけ鼻歌で歌うシーンが確認できる(水族館でローラとさんごが出会うシーン)。
上述の通り、第13話は意図的に”上っ面の技術だけ”で歌っているうえに、伴奏なしのアカペラなため、CD収録版とは印象が異なる。意外とレアの回となるもしれない。