どんどん出てこい はたらくくるま~♪
概要
1986年10月にキャニオン・レコードよりリリースされたシングル。のこいのこが歌った。
カップリング曲は「からだ元気?」。
作詞:伊藤アキラ
作曲:越部信義
歌詞の内容はタイトルの通り「働く車」を紹介するもの。歌詞は3番まであり、それぞれ4種類、全部で12種類の働く車が紹介されている。
また、堀江美都子によるコロムビア版カバー(2017年)、林原めぐみによるスターチャイルド版カバー(2007年)、森みゆきによるキングレコード版カバー(2021年)も発売された。
「のりもの探検隊」のDVD「みんなでうたおう のりものソング」では中尾隆聖と佐久間レイが歌っている。
1コーラスごとにそれぞれある程度のジャンル分けがされている節がある(1番:公共機関の車(注釈・当時の郵便局は郵政省が運営していた)、2番:物を運ぶ車、3番:工事現場の車)。ただ3番にいるフォークリフトが工事現場の車両に含めるかは少々意見が分かれるか。
派生作品として子門真人版の「はたらくくるま2」、窓花さなえ版の「はたらくくるま3」がある。
姉妹楽曲として鉄道車両を紹介する「のりたいでんしゃはしるきかんしゃ(のこいのこ)」、鉄道会社で働く人々を紹介する「ぼくはでんしゃ(子門真人)」がある。
はたらくくるま2
1987年1月にキャニオン・レコードよりリリースされたシングル。子門真人が歌った。
カップリング曲は「さすらいのカメ・ハメハ」。
こちらはあまり歌詞に登場する働く車に統一性がない。3番は現場の働く車が中心だがなぜか耕運機がいる。
河田町時代の旧フジテレビ本社が映るテレビ中継車の場面が見どころ。
「およげ!たいやきくん」でおなじみ子門真人の歌唱であることとパトロールカーやコンクリートミキサー車など有名な働く車が登場することもあって、第1作を差し置いて「ひらけ!ポンキッキ」のベストアルバムに収録されることも多い。
こちらも堀江美都子によるコロムビア版カバー(2017年)が発売されたほか、たいらいさおによるキングレコード版カバー(2021年)がある。
「のりもの探検隊」のDVD「みんなでうたおう のりものソング」では中尾隆聖と佐久間レイが歌っている。
はたらくくるま3
1991年7月にポニー・キャニオンよりリリースされたシングル。窓花さなえが歌った。
カップリング曲は「はたらくくるま」、「はたらくくるま2」。
こちらは1番こそ空港の働く車で統一されているが、以後はどんどんマニアックな働く車になっていく。ポテトハーベスター!
堀江美都子によるコロムビア版カバー(2017年)のほか、いぬいかずよによるキングレコード版カバー(2021年)がある。
はたらくくるま4
まさかのパート4。2020年3月にYouTubeで公開された神戸市消防局とフジテレビのコラボバージョンで、神谷明が歌った。動画内にはガチャピンとムックも登場している。
消防局協力なので消防車メインなのかと思いきや歴代「はたらくくるま」のベストセレクションのような歌詞になっており、消防車は歴代シリーズ中に登場したはしご消防車しか登場していない。
猛毒版
1992年にロックバンド「猛毒」が歌った替え歌。
「猛毒」はそのバンド名通り過激な楽曲を多数発表しており、この曲も例にもれず高齢者や障碍者を侮辱したようなとんでもない歌詞になっている。そのためこの曲が収録されたアルバム「これで終わりだと思ったら大間違いだ!」は国内でプレスを拒否され韓国でプレスされたという逸話がある。
さらにFLASH黄金時代にドラサイトがこの曲と「はたらくくるま2」を組み合わせたFLASH「クルムァ」を制作していたが、その過激な内容にクレームが殺到しドラサイトが自ら封印したという後日談がある。
はたらくモビルスーツ
2016年11月22日に販売された『SDガンダム GGENERATION GENESIS』のコラボレーションとして作られた。のこいのこ本人が歌っている。
別バージョンとして「はたらくマニアックなモビルスーツ」があり、若井おさむも加わっている。