正式なタイトルは『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』
SEGAより2006年12月14日にニンテンドーDS版が発売された。
本編6作目『ぷよぷよフィーバー2』の後に発売。
ナンバリングタイトルではないことからもわかるように、あくまで「15周年記念作品」という位置づけである。
本作より、アルルとカーバンクル以外の初代『ぷよぷよ』出身キャラ(魔導キャラ)が久々に復活した(絵柄はフィーバー準拠)。
総勢22名ものキャラクターが、プリンプ魔導学校が主催するぷよぷよバトル大会で全8戦すべての勝負を勝ち抜いた優勝者に授与される「ねがいごとのかなうメダル」を巡って勝負する。
計12種類ものルール、操作できるキャラクター全員分のシナリオ、エンディング、試合BGMがあるのが特徴。
なお、本作では、毒舌家と化したリデルや精神年齢がおばs・・・設定年齢より上かつ間違った意味での女王気質なルルーなど、キャラクターの性格の(スタッフ側の把握ミス、あるいは意識的な)改変がいくつか見られていた。20周年記念作品の『ぷよぷよ!!』では魔導側は『みんなでぷよぷよ』以前、フィーバー側は『フィーバー2』以前の性格・設定にある程度修正されているため、現在本作の設定は、本編と異なるパラレルワールドとして位置付けられている。『ぷよぷよ!!』でのリデルとサタンの出会いが初対面扱いになっている点は、この名残によるものであるが、シェゾのどんぐりガエル好き、アミティのおにおん好きやクルークとフェーリの不仲など、本作から逆輸入された設定もいくつか存在する。
登場キャラクター
『フィーバー』シリーズから登場
『ぷよぷよ』シリーズから登場
アルル以外の6人は隠しキャラ。
ルール
ぷよぷよ
「ぷよぷよ」に則ったルール。相殺、NEXT2、全消し、クイックターンが無く、ぷよの挙動も昔の物になる。
左から3列目にぷよを積み上げてしまうと負け。
ぷよぷよ通
「ぷよぷよ通」に則ったルール。全消しで次にぷよを消した時の攻撃力が上昇する。
相殺しても次のターンでおじゃまぷよが降ってくる。
左から3列目にぷよを積み上げてしまうと負け。
ぷよぷよフィーバー
「ぷよぷよフィーバー」に則ったルール。フィーバーモードありで勝負する。
キャラクターによって連鎖倍率と組ぷよが異なる。
ぷよを消したときに相殺が発生するとフィーバーカウントが増え、
相手におじゃまぷよを送るとフィーバータイムが増えるように仕様が変更された。
フィーバーモード時に降ってくる連鎖のタネの形も前作までとは大きく異なる。
はっくつ
予めフィールドにぷよが何段か積まれていて、最下段に固ぷよに囲まれた☆が配置されている。
この☆を先に消したほうが勝ち。
ばくだん
おじゃまぷよの代わりに爆弾が降ってくる。カウントが0になると爆発して、周りを固ぷよに変えてしまう。
だいかいてん
時間が経過するとフィールドが180°回転する。回転したことで連鎖が発生すると攻撃力が高くなる。
サーチライト
フィールドが暗く、スイングするライトを頼りにぷよを積まなくてはならない。
ルール自体は「ぷよぷよフィーバー」ルールと同じで、フィーバーモード中はフィールド全体が明るくなる。
ずっとフィーバー
常にフィーバーモードになる。キャラクターによる性能差は無くなる。
すいちゅう
水中のフィールドで戦う。ぷよを落とすと浮力で水面に達する。いずれかの列にぷよを9段積むと負け。
こおりづけ
おじゃまぷよの代わりに凍りついたぷよが降ってくる。
凍りついたぷよは3カウントが経過するか隣でぷよを消すことで解凍する。
キャラクターによって落ちてくる凍りついたぷよの色の法則性が異なる。
なぞぷよ
両者に問題が出され、先にその問題をクリアしたほうがポイントを獲得できる。
相手より先にノルマ分の問題を解いたほうが勝ち。
でかぷよ
通常時と比べて4倍の大きさのぷよで対戦する。このルールでは3個でぷよが消える。
その他
登場人物の大半がぷよぷよフィーバーシリーズに登場するためか、pixivのタグとしてはあまり機能していない。
関連タグ
ぷよぷよフィーバー ぷよぷよフィーバー2(本編5・6作目。発売順での前作)
ぷよぷよ7(本編7作目。発売順での次回作)
ぷよぷよ!!(本作に続く20th記念作品)
ぷよぷよテトリス(テトリス30周年記念コラボ作品)