「おたんこナ~ス!」
CV一覧
上田祐司 - 『ぷよぷよ の〜てんSPECIAL』
保村真 - 『ぷよぷよ!』、『ぷよぷよ!!クエスト』
概要
なんというかナス。
小さな手足が生えており、顔は何故か眼鏡っぽい。
彼の住む場所でナスを食べようとすると怒る。なぜなら彼はナスが嫌いだからだそうだ。……あれっ?
種類によっては火を噴いたりもする。
あと、自身が食べられようとしても怒る。アルルは度々焼きナスにしようと狙ってたりするが……。
もう、なんていうかコンパイル時代の『ぷよぷよ』を代表する不思議生物である…。
モデルは『魔導物語』の企画者の米光一成。由来は、米光氏は当時ナスが嫌いだったからとのこと。
初期シリーズでは水色であまり美味しくなさそうだったが、その後ちゃんと茄子らしい紫色になった。
魔導シリーズ
『魔導物語』シリーズではよく宝箱の中に入っていたりするトラップ系雑魚モンスター。
攻撃時は口から火を吐いたりするが、たまに自分が焼けることもある。
また、太鼓を叩いてパノッティやハーピーのように音で攻撃したりすることも。
初心者キラー
こんな見た目ではあるが、初代『ぷよぷよ』、特に最もヒットしたSFC時代の『す~ぱ~ぷよぷよ』プレイヤーにとってはトラウマというべき初心者キラー。
練習ステージの前座を務めたスケルトンTとはアルコリズム(AIの思考パターン)が格段に進歩しているため、連鎖やアクシデントの消化に慣れないあいだはだいだいコイツで詰む。
場合によっては普通に大連鎖をぶっこんでくるため、もたもたせずにこちらも連鎖を繰り出して潰してしまう方が得策となる。
コイツをクリアしてはじめてマミーに辿り着いたときには、ぷよぷよの基礎技能全般が備わっているようになるため、現代風に言えばナスグレイブ道場とも考えられる。
そのためか、続編『ぷよぷよ通』では3階の敵(五人囃子)にまで格上げされている。
しかし本編では『SUN』以降登場しなくなってしまった。
後に総集編『ぷよぷよBOX』では「やきナスグレイブ」という亜種と共に登場している。
亜種は他に『わくわくぷよぷよダンジョン』に「赤ナスグレイブ」「ボケナスグレイブ」が登場している。
セガ以降
なお、SEGAのシリーズでは『ぷよぷよ! 15th』と『ぷよぷよ!!クエスト』で登場。
『15th』では全員にストーリーがあるため、当然彼にも専用のストーリーが付いている。
だが当然のように他のキャラクターからは食べ物として狙われまくる。哀れなりナス…。
同じ食べられる危険と隣り合わせの野菜系魔物としておにおんとは気が合うようだ。
他媒体
余談
ちなみにす~ぱ~ぷよぷよをプレイした世代だと、登場時に発する「おたんこなーす」のセリフのインパクトが強く、同作が特に知名度が高かったことも手伝って、キャラ名自体が「おたんこなす」だと勘違いしている人も多い。本来の名称は初期の頃からずっと「ナスグレイブ」である。
英語版ではブルーゴーストと呼ばれておりもはやナス扱いされていない。そして普通に喋る。