概要
史実カップリングの1つ。
2人の共通点
- 陽炎型のうち、黄色タイの長袖セーラー服のペア。(ただし、スカート付きの磯風とワンピの雪風、という相違点もある)
- 史実で同じ「佐世保海軍工廠」で建造されたペア。(佐世保工廠製の陽炎型駆逐艦はこの2艦のみ)
- いずれも呉鎮守府籍。
- 当初は異なる水雷戦隊に属すも、後に第十戦隊に異動となり、雪風が属した第十六駆逐隊が解体した後、磯風らの第十七駆逐隊に編入され僚艦となる。
- レイテ沖海戦、坊ノ岬沖海戦にて共に戦う。
- 第十七駆逐隊司令駆逐艦の経験がある。
最期
坊ノ岬沖海戦において、第二水雷戦隊司令部を擁する軽巡矢矧が被弾行動不能となり、救援を磯風に命じた。
飛び交う敵弾を掻い潜り矢矧に接舷しようとした磯風だが、その過程で被弾し行動不能となる。
矢矧沈没後初霜に救助された二水戦司令部は、行動不能となった磯風・霞の処分を決断。また、大破により先に離脱した涼月も場合によっては処分しても構わないと命令を下した。
こうして、同じ造船所で建造された雪風が磯風を処分することとなったのだ。
艦娘「磯風」が轟沈時に「雪風…また頼めるか」と述べる(無論、実際のゲーム中に聞きたくはない台詞ではあるが)のは、この縁によるものであろう。
おまけ
坊ノ岬沖海戦に参戦した両艦の艦長前田實穂中佐(磯風艦長)・寺内正道中佐(雪風艦長)の前任は第六駆逐隊の雷艦長・電艦長として同時期に両艦の艦長同士の関係でもあった。
アッツ島沖海戦の第五艦隊の戦闘指揮を手厳しく糾弾した電艦長は、この寺内正道艦長であり、同時期に雷を若葉にぶつけてしまった(あくまで事故だが)のは前田實穂艦長時代のエピソードである。
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艦長前任艦
雪風←電(艦隊これくしょん) 磯風←雷(艦隊これくしょん) :雷電姉妹