概要
中日ドラゴンズ時代の荒木雅博(アラ)・井端弘和(イバ)の、不動の二遊間をさす言葉。言い様によってはカップリングとも言える。
井端は荒木の全てが好きだとテレビ番組の中で公言し、尚且つ荒木が結婚したことに嫉妬すらしていた。荒木は荒木で合宿所を退所した時、井端と同じマンションに引っ越しし、しかも井端の部屋のすぐ下の部屋にちゃっかり入居していた。もうある意味カップルでいいんじゃないか?(荒木がコーチになった時期に井端が「荒木とは夫婦の関係」と公認しだした上に自身のYouTubeで自分にとって荒木の存在を一言で表すと「愛」と言いきった)
アライバの守備力は半端なく、2人で6年連続ゴールデングラブ賞を受賞するなどその鉄壁の守備は他チームを脱帽させるほど。気になる方はYouTubeやニコニコ動画でその職人芸とでもいえるようなプレーを見てみるのもいいだろう。
- 他球団からは何をしてくるか分からない上にねちっこい嫌らしいバッティングをしてくる
- 1・2番として当時のエース投手から嫌いな打者として名前が良く上がる
- また評価指標等に現れない数値化されない部分が秀でている
…という理由でファンからよりも現役選手や引退選手目線からの評価の方が高い。
2人のそれぞれの詳細については個別記事を参照のこと。
アライバの守備の特徴は、声かけやサインの交換などせずとも互いに相手がどうしたいのか分かると言うもので、二遊間の理想の形ではあるがその領域に到達するのはかなり難しい。
- これを達成した過去の二遊間としては、かつて阪神タイガースの鉄壁の二遊間と言われた鎌田実・吉田義男のコンビが有名。
- 荒木は井端に比べて実は守備は下手である(あくまで井端と比較してという話ではあるが)。
- 2010年シーズン、落合博満監督は「守備の動きが悪くなった」として、二塁手・荒木雅博と遊撃手・井端弘和のポジションチェンジを断行。2011年オフに監督を退任していなかったら、本来はそのタイミングでポジションを元に戻すつもりだったらしい。
アライバの終わり
2013年オフ。当時の落合博満GMが(この年衰えで攻守ともにガタが来ていた)井端に限度額を大きく上回る年俸80%ダウンを掲示。当然井端はこの掲示を飲めるわけがなく喧嘩別れのような形で中日から自由契約を受ける。そして同年、大人の事情で読売ジャイアンツからFA宣言した小笠原道大と半ばトレードのような形で入れ替わり移籍をすることとなる。それぞれ新しい場でシーズンを迎えた二人はそれぞれ素晴らしい活躍をする。
小笠原は中日では代打要員としてここ一番の勝負所で試合を決め、井端も代打や守備固め、本職の遊撃手だけでなく内野をすべてのポジションを守ることのできるユーテリティ性を生かしてチームの勝利に貢献していった。そして一人中日に残された荒木もベテラン選手として生き残り、2018年に現役を引退。
- 井端のほうは2015年オフシーズン、大人の事情で無理やり巨人監督になった高橋由伸と共に現役を辞めてコーチに就任。引退会見では「由伸が辞めた時は一緒に辞めようと、ジャイアンツに来た時からそう思っていた」 と言い放ち一部のアライバファンからは悲鳴が上がったりしたかもしれない。
- 荒木は2018年まで現役を続けた後も中日球団に残り、2023年までコーチをしていた。2016年のシーズンではレギュラーをつかんだ堂上直倫とのアライバを巨人戦で、しかも一塁コーチャー井端の目の前で行った。これを見たアライバファンや中日ファンからは悲鳴が上がったり号泣したりするものが続出したかもしれない。
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