概要
特に注釈がない場合はアルゼンチン共和国のナショナルスポーツチームを指す。各代表のユニフォームは国旗に合わせて水色と白のデザインで統一されている。
言わずもがなサッカーの強豪国であり、ラグビーも国際的に最上位ランクとなるティア1グループに属する。その他、ボクシング、テニス、バスケットボールなどで目立った活躍をしている。
サッカーアルゼンチン代表
愛称は『ラ・セレシオン(選抜)』『アルビセレステス(白と空色)』『ガウチョ(混血者)』など。世界一の国を決めるFIFAワールドカップでは優勝3回・準優勝3回、南米一の国を決めるコパ・アメリカでは大会最多15度の優勝を誇る。ライバルであるブラジル代表(セレソン)と共に南米サッカー界をけん引してきた。
アルゼンチンにおけるサッカーの歴史は古く、日本で大政奉還が行われた1867年には最古のサッカー試合記録が残っている。初の代表選は1901年の対ウルグアイ代表戦で3-2で勝利した。以後、1916年の第一回コパ・アメリカでは建国100周年を祝って大会ホスト国となった。
FIFAワールドカップも第一回大会より参加したものの、1958年スウェーデン大会までボイコットや戦争による中止で以外にも参加を見合わせている。そして、妖精ディエゴ・マラドーナ選手を擁して初の自国開催となった1978年に初優勝、1986年メキシコ大会もマラドーナ選手の神の手と奇跡の5人抜きによって2度目の優勝を手にした。1990年イタリア大会、2014年ブラジル大会で準優勝を経験し、2022年カタール大会では妖精越えを長年期待されていた神の子リオネル・メッシ選手が優勝杯を手にして晩年のキャリアに花を添えた。