概要
山に棲む、2~3尺(約60~90㎝)ほどもある兎のような長い耳を持つ黒い魔物で、イワイセボとも呼ばれる。
イワは岩山、イセポは日高山脈を流れる沙流川地方で兎を意味し、山中で鹿の鳴き声のような叫び声を響き渡らせると伝わっている。
この他夕張にある馬追山には、かんじきほどの足跡を残すといわれるイソポトノという大兎も伝承されている。
創作での扱い
陰陽師~平安妖絵巻~
頭部にうさみみの生えたアイヌの青年の様な姿をしており、警戒心が強く狩りに長け、岩山に群れで暮らしているという。
あにめたまえ!天声の巫女
2023年の干支妖怪娘に選ばれ、支援サイト内の描き下ろし年賀イラストにて初登場。
黒い毛皮の大ウサギと言う伝承を反映して、グラマーかつ非常に筋肉質な体系の兎耳黒ギャルの姿で美少女化されている。
ウサギらしく下半身が非常に鍛えられており肉付きも良く、肩幅よりも広い爆尻に加えて、バキバキに割れた胴体とほぼ同じ太さの太ももの持ち主。