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1987年にワーナーブラザーズの配給で公開されたSF映画。同年度のアカデミー賞で視覚効果賞を受賞。


概要編集

縮小化した潜航艇が人間の体内で活動するテーマのSF映画。1966年に公開された『ミクロの決死圏』フォロワーだが、本作の方が全般的にコメディ寄りとなっている。日本語版ビデオの字幕はビートたけしがアドバイザーとして監修していた。


主演のデニス・クエイドとヒロイン役のメグ・ライアンは本作の共演がきっかけとなり映画のラストシーンよろしく1991年に結婚したが、2001年に離婚している。


2003年頃から続編製作の噂が何度か報じられているが、未だに実現の気配は無い。


ストーリー編集

アメリカ空軍パイロットのタック・ペンドルトンは縮小化した潜航艇に乗り込んでウサギの体内を探索する任務への配置転換を命じられるが、交際していたジャーナリストのリディア・マクスウェルと喧嘩別れをしてしまう。


実験当日。タックを乗せた潜航艇を注射器にセットした所で研究所が産業スパイに襲撃されたため、研究員の1人が注射器をポケットに隠して逃走したが、手違いでスーパー店員のジャックの尻に注入されてしまう。ジャックの目と耳にセンサーを取り付けて体内から交信したタックは「明朝に潜航艇内の酸素が無くなるまでに研究所へ戻って欲しい」と要請するが、産業スパイから逃亡しつつ体の中と外で二重の冒険活劇が繰り広げられる。


備考編集

中盤でジャックとリディアが産業スパイに監禁された地下室でキスを交わし、唾液交換によってタックの乗った潜航艇がリディアの体内へ移動する。その後、子宮の中で胎児と遭遇したことにより自分が今いるのはリディアの胎内で、彼女と喧嘩別れした前夜に中出しした結果がこの子供なのだと悟る場面があるが、角川文庫から刊行されたネイサン・エリオット著のノベライズ(訳・南山宏)には該当する場面は無い。


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