演:阿部進之介
概要
第2部から登場したインパクター特殊部隊のリーダーで、インパクター・ルシア・インパクター・ラディアの上司。所謂ライバルポジションでダークヒーローキャラ。
コーヒー愛飲家らしい。
超星神ガントラスを利用した太陽系消滅作戦実行のため、星山秀一を名乗り、和久井教授の助手として潜伏、ガントラスを動かすのに必要なガントローラーの修理を急がせた。
部下であるルシア、ラディアにも冷たく当たることが多く、サブタイトルにも非情と書かれたりしているが、実はかなり仲間思いで、2人を失ったときは激昂し全てを捨て復讐を誓ったほど。
(そもそも、彼がこの任務を買って出たのは宇宙での戦いにおいて敗戦しながらも生存してしまったためインパクター本星での立場が悪くなったルシアとラディアの名誉回復のためだった。)
ルシアとラディアを失った後は、復讐の為にグランセイザー達を次々と襲い、本星から専用ロボット・ ダイロギアンを呼びグランセイザー達の前に立ちはだかった。
激闘の末、ダイセイザーに敗北して自爆し、死んだかと思われていたが、しぶとく生きており再び国防省からホロスナイパーとダイロギアンを奪還し、地球防衛隊「月光」隊長の沖田をコントロールチップで操りユウヒを操作しグランセイザー達に挑戦するも、敗北し姿を消す。
敗走し、宇宙に漂っていた所でガルバ星人ベルゼウスに遭遇し「水晶板を手に入れる」という交換条件で手を組み、グランセイザー達に襲いかかる。一度は強化されたダイロギアンでダイセイザーを追い詰めるものの、ベルゼウスに裏切られ単独でセイザータリアスに決戦を挑むも超古代文明滅亡の真相を知っている素振りを見せる発言を再び姿を消す。
宇宙連合「ウオフ・マナフ」との最終決戦時には、自分を利用したベルゼウスへの復讐の為に見せしめの為ブライトンを処刑、グランセイザーと利害一致のため共闘。敵対してた頃のように復讐のための殺し合いに拘っていたが天馬からの説得で本人も思うところがあったのか、戦いが終わった後自らも単独行動の罪を受けるのも承知で、ベルゼウスを宇宙裁判所に連行していった。
そのかっこよさやキャラクター性で人気の高く、仮面ライダーカイザやアバレキラーなど同年のダークヒーロー系としてよく名前が上がる。
ちなみに死んだだろという状況でも何度もナレーションの「インパクター・ロギアは生きていた」の一言で復活できる、・・・というネタがあるがこのナレーションが使われたのは最初に敗北した1回だけであり、後の回では劇中の様子やナレーションでも普通に撤退扱いである。
ロギアX
ロギアがインパクター星人の戦闘スーツ、Xスーツを装着した形態で、黒と白のモノクロカラーが特徴。ヒーローものでも珍しい味方側と全く関係ないシステムの戦士。
武器は銃口が3つある拳銃型のホロスナイパーによる銃撃と徒手空拳で基本的な戦法。
実力は高く、超星神1人相手では圧倒する高い実力を持っている。その反面武器の仕様上複数相手やセイザートラゴスのペネトレート・サンダーなど飛び道具を貫通して突っ込む技などで劣勢になる場面も見られた。
腰の部分にあるホルスターに入れたまま発射することができる。特徴的な打ち方の為ファンからはオシャレ撃ちと呼ばれている。単純なオシャレではなく、ホルスターにしまう形で相手を油断させて意表をついたり、吹っ飛ばされ銃が撃てない体勢でも射撃を行うなど戦術としても有効に活用している。ルシアとラディアを失った後は、復讐に拘り余裕が無くなったのか使われなくなった。
必殺技は、ホロスナイパーのフルパワーショット・マックススティンガー。
敵役のヒーローとして珍しくホロスナイパーが玩具として販売されており、CMの「グランセイザーよ、ホロスナイパーの威力を知れ!」のセリフは有名。主役側のヒーローの系統に属さない悪役ヒーローの武器玩具は珍しく、魔進チェイサーのブレイクガンナーが販売されるまで唯一の存在だった。