地獄の扉を開くことなど、悪魔神にとっては容易いことだ。
カードとしての能力
インフェルノ・ゲート |
R 闇文明 コスト5 |
呪文 |
進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。 |
概要
DM-19「不死鳥編 第1弾」にて登場した呪文。
デュエル・マスターズの歴史で初めて登場した元祖リアニメイト呪文。その内容は、進化クリーチャー以外のクリーチャーをコスト踏み倒しすることが出来る。つまり、非進化クリーチャーなら、どんなコストでも、どんな文明でも、そんな種族でもリアニメイトすることが出来るという、凶悪なリアニメイト呪文でもある。
そのため、登場当時からダンディ・ナスオでボルメテウス・サファイア・ドラゴンを山札から墓地に置いて、それをこの呪文でリアニメイトするという【茄子サファイア】で使われるようになり、これが後に「サファイア地獄」と呼ばれる惨状を生み出してしまうことになった。
とはいえ、当時のカードプールは、この呪文を使ってリアニメイトしたい強力なクリーチャーがサファイアしか存在していなかったこともあり、ヘイトが高くなっていたのはサファイアの方だった。そして、サファイアがプレミアム殿堂になると、このカードでリアニメイトしたいフィニッシャーがいなくなったため、環境から身を引くことになる。
その後、光神龍スペル・デル・フィンが登場し、これをリアニメイトするデッキも誕生したのだが、それでもサファイアが抜けた穴は大きかったため、環境ではあまり活躍することが出来なかった。
それでも、コントロールデッキにおけるグッドスタッフ要員として活躍が多かったということもあり、2008年4月15日に殿堂入りすることになった。
だが、調整版であるインフェルノ・サインや、相性の良い邪眼皇ロマノフⅠ世の登場によって、【ロマノフサイン】が誕生することになり、リアニメイト戦術は最盛期を迎えることになる。
【ロマノフサイン】で活躍したこともあって、最終的には2009年12月19日にプレミアム殿堂に指定されることになった(同時期に調整版のインフェルノ・サインも殿堂入りに指定された)。新たな高コストのフィニッシャーであるボルシャック・クロス・NEXが登場したため、それを早期にリアニメイトすることを危惧していた可能性もあるかもしれない。
元祖リアニメイト呪文であることもあって、調整版もかなり多く、前述のインフェルノ・サインやインフェルノ・ポータルなどが存在している。
デュエル・マスターズ_プレイスではDMPP-07「超神星爆誕 -GATE OF DISASTER-」で実装。VR(ベリーレア)に格上げされているが、コストが7に上昇し、さらに墓地からリアニメイトするクリーチャーは探索で選ばれるという弱体化を受けてしまった。しかし、ロスト・チャージャーなどを使って強力な高コストのフィニッシャーを確実に墓地において、それをリアニメイトする戦術は健在である。
関連タグ
インフェルノ・サイン インフェルノ・ポータル:このカードの代表的な調整版。