概要
コレン・ナンダー専用モビルスーツ。ディアナ・カウンターの正規品ではないらしい。
ガンダム打倒に燃えるコレンが、ロラン・セアックの乗るホワイト・ドールをガンダムであると確信した際に持ち出して激闘を繰り広げた。
本機はウァッドと同じく背骨を思わせる「スパイン・コンセプト・フレーム」を採用した機体であり、これを応用し恐竜を思わせる突撃形態への変形が可能となっている。
最大の特徴として伸縮自在なスパイン・コンセプト・フレームを利用し頭部そのものを打撃用武装としている事が挙げられ、その性質上頭部にはセンサー類が搭載されておらず、代わりにメインカメラは首周りに搭載している。
コレンは本来採掘用重機であったミンチ・ドリルを武器に転用し、装備していた。また、スモーのビーム・ガンと同系統のビームライフルの携行も可能。
ミンチ・ドリルは後にコレンカプルに受け継がれており、パイロットであるコレンの象徴とも呼べる武装であった。
初登場の第9話ではガンダムを誘き寄せようと発掘現場で訓練中のカプル数機を襲撃して全滅させ、更には畑を襲撃したがそこにソシエ・ハイムの駆るターンエーが現れ交戦状態に、ソシエが慣れていなかったため優勢であったがロランが乗り替わった事で形勢が逆転、ビームサーベルでミンチ・ドリルを切られた事で撤退した。
第11話ではまたガンダムを誘き寄せようとあろう事かノックスを攻撃、怪獣のごとく暴れまわって街を崩壊へ追い込んだ。
第12話ではマウンテンサイクルの地下回廊で遂にガンダムを発見し襲い掛かり、ディアナの説得にも耳を貸そうとしなかったが後一歩の所まで追い詰めるが、ビームサーベルで頭部を切断されマグマの中へ落ち、コレンは脱出したもののイーゲルはそのまま溶けた。
関連動画
出自について
機体の出自に関しては不明瞭な点が多く、黒歴史の中での特に騒乱の激しかった時代の火星で運用された機体であるともアフター・ウォー時代のガンダムヴァサーゴの系譜に位置する機体であるとも言われているが、詳細は不明である。
関連タグ
ガンダムヴァサーゴ - 技術的な繋がりがあるとされている機体。