概要
『ウルトラマンメビウス』本編よりおよそ3万年前に行われたウルトラ大戦争にて、ウルトラの父ことウルトラマンケンがエンペラ星人との戦いの際に使用した光の国の聖剣。
初出は『メビウス』第49話における回想シーンから。
『ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』劇中の描写によればウルトラの母ことウルトラウーマンマリーの一族が管理していたもので(プラズマスパークで巨大化してからのものなのか、人間サイズ時代から伝えられていたものかは不明。プラズマスパークの事故は26、27万年前のことであるため世代交代の年齢によっては前者もありうる)、圧倒的な力を誇るエンペラ星人の前に追い詰められたケンのもとにマリーが差し出した。この剣を手にしたことにより、彼は元の姿よりも角の大きい強化形態(よく知られる現在の姿)へと覚醒することとなる。また、この剣の使用時には周囲の空間が『メビウス』の回想シーンと同じ黄金のオーラに包まれる描写があった。
これにより新たな力を得たウルトラの父はエンペラ星人と激しい戦いを繰り広げた末、相手の片足に傷を負わせ撤退に追い込むことに成功したが、相打ちのような形で自身も負傷した為に追撃できず、結局倒すには至らなかった。
そして、この時のケンの覚醒が、戦友であったウルトラマンベリアルとの軋轢を生むことになる…。