概要
東光太郎がウルトラマンタロウと一体化する前に、アストロモンスと戦って負傷した自分を助けて治療してくれた、死んだ母にそっくりな緑のおばさんからお守りとして受け取ったバッジ型変身アイテム。
ウルトラスチールという合金でできており、中央にはウルトラルビーや光波エネルギー吸収装置が搭載されている。
普段は光太郎の左袖の側面に装着しているが、変身が必要になるとウルトラルビーが一瞬輝き、バッジを右手で持ち両腕を左右に大きく広げ、眼前から頭上に掲げる事でタロウに変身する(ウルトラルビーが光る描写は中盤以降から省略される)。
また、第10話以降は掲げる際に「タロウー!」と叫ぶようになる。
なお、私服の時は腕には装着していないようで、第40話では服の中から取り出している。
最終回では、一人の人間として生きる決意をした光太郎が、空の彼方へ投げ飛ばすことでウルトラの母に返却された(この際、回想として第1話の光太郎とタロウが一体化する瞬間の映像が流用されている)。
『ULTRAMANSUIT ANOTHER UNIVERSE』
8U-英雄-編_Episode_27『ブギーマンの夜 後編』から登場。
ヤプール製であり、ジャックを介して光太郎に渡され、ULTRAMAN SUIT TAROを呼び出す為の装置として扱われている。北斗が両手を合わせてスーツを召喚していたように、こちらも原作オマージュとなっている。
余談
当初は光太郎の左胸(心臓の上辺り)に装着するとされていたが、プロップがかなり大きく胸に付けると演技の邪魔になると判断された為、左腕に付ける形に変更された。
OPにある「胸のバッジが輝いて」という歌詞はその名残である。
所謂「DX玩具」として発売された初のウルトラシリーズの変身アイテムは、このウルトラバッジだったりする。
漫画『ウルトラマンstory0』に登場するウルトラマン「カラレス」もウルトラバッジに似たバッジ型のアイテムを使って変身する。
撮影用に使われたプロップは、クランクアップ後に光太郎役の篠田三郎氏に記念としてプレゼントされたが、後年氏が語った所によると紛失してしまったらしい。
関連タグ
ウルトラマンタロウ 変身アイテム 変身アイテム(ウルトラシリーズ)
ウルトラマンジャスティス:ジャストランサーというバッジ状のアイテムで変身する。
タイガスパーク、ウルトラタイガアクセサリー:タロウの息子であるタイガが変身に使うアイテム。