ウルトラキー、ウルトラベルと並ぶウルトラの星の三大秘宝の一つ。
闘士バルキー星人がウルトラベルを入手してエンペラ星人に献上した後、闘士ブラック指令はそれは暗黒司祭ジェロニモンの協力があったらばこそと察し、ウルトラキーとウルトラミラーを一度に掌握すべく、ジェロニモンに自分と組むことを持ちかける。
ジェロニモンのデストホーンで操られた闘士ウルトラセブン21がウルトラキーを奪取して水星から太陽を撃つと脅し、事態を収拾するためにウルトラミラーを出させて超闘士ウルトラマンは空軍のメタルモンスと闇闘士の数にものを言わせて倒すのがブラック指令の狙いであった。
しかしウルトラミラーは異空間に封印されており、現世に出すため四大守護闘士が集結、自慢の軍勢はなす術もなく敗れる(ウルトラマン一人で殲滅はできたと思われるが)。
闘士ウルトラマンネオスの呼び掛けもあって、当のウルトラミラーの真実を写す神秘の力で21はネオスが癪に触りながらも好きになっていった自分を取り戻す。ブラック指令は怒りのヴェルザードで葬られ、前々章の策士以上に「策に溺れる」という言い方が相応しい最期を遂げた。
一旦戦いが終わった後、謝罪する21にウルトラマンは「ウルトラミラーが写す友の優しさに涙するお前が本物」と諭すのだった。