概要
第4部「エンペラ星人編」から登場。闘士ウルトラマンネオスと共に事実上の主人公を務める。
設定はパイロット版に準じている。
ネオスとは同期生でパートナー。宇宙警備隊のルーキーであり、生真面目な相棒のネオスとは異なり、熱い性格の熱血漢。その性格ゆえ、猪突猛進かつ無思慮な行動が目立つ。
セブンにとっては親戚筋に当たるらしく、学生時代から優秀だと目を付けられていた。
装鉄鋼は闘士ウルトラセブンの物に似るが、ホークウェポンへの分離機能は無く肩アーマー部分が長い。取り外すことで手甲とトンファーを兼ねた攻防一体の武器となる。
また大先輩であるセブンからは同じ名前を持つ者として昔から目を懸けられていた。
主な活躍
訓練学校時代は全てにおいて、ネオスには勝てず、ナンバー2止まりになっており、ネオスの生真面目すぎる性格もあってか強いコンプレックスを抱いており、喧嘩をすることもあったがいつしか親友同士となった。
ネオスより遅れを取っていたとはいえ若手の中では最大の根性と優れた腕前を持っていた為、ネオスと共にウルトラキーのあるセントール星警備を担当(当初は完全な窓際業務を厭い左遷だと訝しんでいた)し、銀河遊撃隊入隊後に正式に闘士となる。
しかしブラック指令と手を組んだジェロニモンによって心の闇を突かれて暗黒空間に落とされ、デストホーンを装着され闇闘士ウルトラセブン21へと洗脳されてしまう。
その後奪ったウルトラキーで闘士ウルトラマンを撃ち瀕死の重傷を負わせ、ブラック指令と共に水星に向かい太陽を破壊しようとした。しかしすんでの所で駆け付けたネオスに妨害され、ウルトラミラーの力で自らの心をのぞき込む。
「ああ そうだった」
「昔からずっと気に食わねえヤロウだった」
「けど…いつからなんだ!?」
「こんなに好きになっちまったのはよ!」
こうして本当の心を取り戻した21は自力で洗脳を解除し、ヴェルザードでブラック指令に引導を渡した。
自分の至らぬ行為を謝罪する21だったが、その姿を見てウルトラマンは「お前の本当の心は、友の優しさに涙する今の姿だとみんな知っているさ」と温かな言葉をかけるのだった。
そして(漫画はここで打ち切られたが)ネオスやウルトラマンと共にエンペラ軍掃討戦に参加し、遂にエンペラ星人を打ち滅ぼすに至った。
後日談の『ウルトラマン超闘士激伝新章』では第四回銀河最強武闘会に出場したが、1回戦でグローザムに敗れる。
治療を受けて瞬く間に復活すると、ネオスや闘士ウルトラマンメビウスらとともに、皇帝空間に連れ去られたウルトラマンを奪還すべく新生ウルトラ兄弟に協力する。突入早々、デビロンの策謀によりまたも洗脳され暴走するのだが、闘士ウルトラマンコスモスの助けを経て正気に返る。
そしてメビウスの手引きで最上層に向かうと、ネオスと共に復活し四天騎星となったグローザムに立ち向かった。
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