……あの空を……この昇降盤で、自由に飛んでみたい……
CV.M・A・O
概要
『アリシゼーション編』にて登場。
セントラル・カセドラル内の昇降盤を神聖術で操作する儚げな少女。
アドミニストレータによって整合騎士と同じく天命を凍結されており、キリトと出会った時点で107年も「昇降係」の天職に従事しており長い時間を過ごしたことによって記憶を破損した結果、自分の名前すらも忘れてしまっていた。
作中の動向
アリシゼーション編
反逆者であるキリトたちと遭遇した際にも、表情を変えることなく粛々と役目を実行し、キリトとユージオを上層へと送り届けた。その最中のキリトとの会話にて「もし天職から解放されるなら、空を飛びたい」という願いを語る。
ムーン・クレイドル編
異界戦争の終結後、人界統一会議代表剣士となったキリトにより昇降盤の機能が自動化される。これに伴いかつてのユージオ同様に次の天職を選ぶ権利と共に、新たに「エアリー」という名を授かる。
その優れた風素術の腕を見込まれてサードレの工廠に入り彼のもとで機竜の開発に従事している。
後々には整合騎士団第一機竜工廠の初代工廠長に就任する。また星王が開発した空を自由に飛べる昇降盤(エアリー曰く「飛翔盤」)により、空を飛ぶ夢が叶うこととなった。
ユナイタル・リング編
セルカやロニエ、ティーゼがディープ・フリーズ術式で石化凍結し、星王と星王妃が姿を消した後もロニエから預かったミミナガヌレネズミのナツを相方とし30年間も彼らの居場所を守り続け
掃除や星王の機竜「ゼーファン十三型」の整備を行っていた。そしてUWに舞い戻ったキリトやアスナ、アリス達と再会を果たす。
なお、魂の寿命については記憶圧縮の術式を用いることで延命に成功しており、この時点で300年以上生き続けている。