エリみほ
えりみほ
「エリみほ」とは、黒森峰女学園の逸見エリカと大洗女子学園の西住みほのカップリングである。
黒森峰で副隊長を務めていたみほが一身上の都合で転校し、後任としてエリカが副隊長を引き継ぎ、他校で戦車道チームを指揮することになったみほと対峙するという関係が描き手の創作意欲を刺激するのか、ガルパンCP界隈においては大手の一つである。
本編での絡みはぶっちゃけ少ないのだが、エリみほに魅せられた者たちからすると、エリカがみほに嫌味な態度なのは「ツンデレだから」「愛憎ゆえに」「もしかして過去に色々あったんじゃ?」と解釈され、CP創作が書きやすい立ち位置なのも後押ししてると思われる。
ちなみに身長は1cm違い(エリカ159cm、みほ158cm)である。
ガルパン本編でのエリカとみほの関わりは多くない、というか非常に少ない。
本編で2人が最初に顔を合わせたのは戦車喫茶にて偶然鉢合わせたときのことで、エリカは「副隊長?あぁ、元でしたね」と少々嫌味的な初セリフであるのに対し、みほは一緒にいたまほに反応するだけで基本スルー。
その後も特に会話はなく、エリカが一方的に物言いするだけでみほは基本スルー。
12話で黒森峰に勝利し、まほと会話を終えて大洗に戻るみほに「次は、負けないわよ」とエリカが声をかけ、みほが「はい」と返すのが唯一の絡みと言える。
劇場版ではみほの言動に2回突っかかる程度しかなく、まほが反応してみほは基本スルー。
最終章でも2人の絡みはなく、3話でプラウダと戦う黒森峰の試合を優花里と見にきて、黒森峰が勝利した時「今までの黒森峰とは全然違う戦い方でした(優花里)」「うん、エリカさんすごい(みほ)」「ということは準決勝は…(優花里)」と、優花里との会話で出たのが現状。
アニメ以外の媒体だとエリみほ描写が強い傾向がある。
ドラマCD
ドラマCD『あんこうチーム訪問します!』にて、第63回大会の後にあんこうチームのそれぞれが戦った各校を訪れるという内容になっており、みほは黒森峰を訪れるが、そこでエリカに「エリ、逸見さん」と言う場面があり、このセリフはエリみほの原点の一つと言われる。
ゲーム
PS4で発売された「ドリームタンクマッチ」は劇場版から最終章の間の時系列に位置しており、主に争奪戦モードにおいて2人の絡みがある。ちなみに車長と乗員の組み合わせで発生するコンビネーションも勿論用意されている。
大洗を選んで黒森峰が対戦相手になった場合は、試合前の挨拶で相変わらずみほに辛辣なエリカの態度に対して、麻子に「西住さんのことが気になるんじゃないのか?」と言われてエリカがツンデレのテンプレートみたいな台詞を吐いて否定する一幕が見られる。
一方、黒森峰を選んで大洗が対戦相手になった場合は、勝利すると打倒大洗の為にエリカが誰よりも遅くまで特訓していたという事実が小梅から暴露される。
限定版の映像特典である「戦車裁判」では、みほを贔屓し過ぎているという容疑で裁判に掛けられたまほをみほ・エリカ・小梅の3人で弁護するという面白エピソードも。余談だが、まほは堂々と「何か問題があるのか?みほは大事な妹だ」とシスコン上等発言を返している。
コミカライズ
- コミカライズ版ではエリカがヘリで大洗を訪れ、みほを糾弾しにくるという一場面がある。
エリカは戦車道を止めたはずのみほが大洗で再び戦車道をしているのを知って「私がどんな気持ちだったか!」と怒りを顕にする(みほが黒森峰を去ったことは仕方のないことと納得していたが、戦車道をやめたと思っていた元副隊長がいきなり他校でチームを率いて大会に出たのだから、事情を知らなかったとはいえエリカの立場としてはたまったもんじゃない)。
- もっとらぶらぶ作戦です!ではエリカとみほが(迷子が理由だが)街中を買い物や食事をするエピソードがある。2人が手を繋いで戻ってきた(みほが迷子になりそうだからエリカが握ってた)のを見て、優花里とまほと小梅は嫉妬してたが。
エリカが沙織につられてみほを『みぽりん』と呼び、その時には『エリリン』と返された。
- リボンの武者では対大学選抜戦を経て、より遠くに感じたみほの背中に追いつくべく気持ちを新たにするエリカの姿が見られる。
- コミックアンソロジーでも割合エリみほ絡みが多く、『side:黒森峰』はエリみほ好きの方々には一読の価値あり。
- 劇場版コミカライズでは大学選抜との試合前にたまたま2人きりになった状況で、エリカに険しい表情をしていることを指摘されたみほが「お姉ちゃんとエリカさんの前ではつい」「でも最近は優花里さんの前でもたまに出ちゃう」と発言している。「そっち(大洗)に行ってから楽しそうね」「いいんじゃない」とみほの現状に理解を示しているエリカだが常に無表情であった。後の場面において小梅が漏らした「新しい居場所を見つけたみほさんにはあまり踏み入らないほうが良いのかもしれない」という言葉にもなんとも言えない表情を浮かべている。なお、まほからエリカを託されたカチューシャは一言で言えば「西住姉妹を追うのはもうやめなさい」とアドバイスをしている。
小説
小説版では昨年のプラウダとの決勝戦で川に落ちた車輌にエリカが乗車しており、みほが戦車道をやめてしまった原因は自分にあるのだという負い目に苛まれていたエリカの姿が描かれる。決勝戦の後で抱えていたものを吐露し、泣き崩れていたところをみほに抱かれる場面も。
また、エリカがみほに「戦車道を止めないでくれてよかった」というセリフがある。
みほのエリカに対する二人称は大体「エリカさん」である(たまに逸見さん)。
一方、エリカは「みほ」と呼び捨てが多々であるが、実は声付の媒体でエリカが名前で呼んだことは一度もない。なお、エリカのキャラ性からかみほに対する二人称が「あんた」とイメージされやすいが、基本的には「あなた」で統一されている。
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