概要
大学選抜チームの副官であるメグミ、アズミ、ルミの三人組のトリオタグ。
名前の由来は、大西洋の魔境と悪名高いバミューダトライアングルから。うら若い女子大生三人組が名乗るには随分と不穏なネーミングだが…。
グループ名にちなんだ三連携技「バミューダアタック」という必殺技を持つ。
三人が搭乗する戦車にはエンブレムが付いており、メグミは赤の□、アズミは黄色の◇、ルミは青の△のエンブレムがある。
三姉妹と付いているが、血のつながりは無い。劇場版公開からしばらく後までの資料では三姉妹と呼ばれていたが、のちに実の姉妹ではないことが公表されている。
出身校も別々で、メグミはサンダース大学付属高校、アズミはBC自由学園、ルミは継続高校の出身である(メグミとアズミはドラマCD、ルミはゲーム「ドリームタンクマッチ」で判明)。
大隊長である島田愛里寿の指示を忠実に従って行動し、副官として役割を全うしている。
個々の実力もあるが、三人の戦車が集まっての連携攻撃が彼女らの本領であり、
前述の「バミューダアタック」(三位一体のスピーディな動きで敵に接近し、一両の戦車に三両分の砲撃を同時に叩き込むという極悪技。さながら「アレ」である)によって大洗連合チームの隊長格の車両を次々と撃破する活躍を見せる。
『劇場版』では、選抜選手としてのプライドから年下の隊長に泣きつくのはメンツに関わるという発言も見られた。
しかし、コミックアンソロジーなどでは小さい隊長を溺愛するネタが定番になっており、ドラマCD5で本性が露わに。愛里寿を大洗女子学園との試合後に開かれた反省会という名の飲み会に誘い、彼女の可愛らしい動作一つ一つを微笑ましく見つめたり、彼女のことを知るために巧みな連携で情報を聞き出したりと心酔ぶりが見て取れる。
上記の連携で好きな食べ物の情報や衣服の買い物の約束に成功している。だが、後先考えずに難題を引き受けたり、愛里寿が気になる人で西住みほの名を上げた時は、「西住は潰しとく?」と物騒なことを発言したりなど、少々危うい面もある。
三人ともウワバミであり、ウォッカやバーボンなどを何度もおかわりしている。
また、三人とも料理は作れない(アズミはかろうじてレトルトなら出来る)など、女子力が低い。『大学選抜の休日』では、愛里寿の好物である目玉焼きハンバーグを作ろうとしたが、家に包丁やまな板など調理道具が無い、玉葱を皮を剥がさずにフードプロセッサーにかける、生卵を買いに行かせてゆで卵を買って来るなど、根本的なところから躓いて悪戦苦闘しながらなんとか出来上がり、食べてくれた愛里寿から「美味しい」(お世辞?)を言ってもらえた。
『最終章』では、秋山優花里の発言から3人共スポーツ推薦で大学に進学したことが判明する。「冬季無限軌道杯」では、それぞれの母校の試合を観戦している。
『もっとらぶらぶ作戦です!』では愛里寿への溺愛っぷりが強調されている。ボコミュージアムでメグミがボコの着ぐるみを着て愛里寿、みほと記念撮影した際にはルミとアズミから代わるように頼まれており、ローテーションで交代していることが窺える。
愛里寿への可愛がりぶりは暴走の域に達しているが、ルミがプレゼントと称してボコのパチモンのぬいぐるみを間違えて買ってしまい、愛里寿を激怒させたことも(コレクターにとってはこの手の間違いは中指を突き付けられたようなものであり、その話を知ったみほはもちろん、優花里も「それは怒って当然です!」と同意していた)。
『Variante』では、大洗との試合開始前に「どうしたら隊長(愛里寿)ともっと親密になれるのか」という議題で話し合った末に
「隊長の隊服はいいわよね 毎日隊長の身に纏われているんだから」(メグミ)
「おはようからおやすみまでの観察合宿したい…」(ルミ)
「隊長はなぜバナナの皮をむいて食べさせろと私に命じてくれないのかしら…」(アズミ)
と、かなり危険な発言をしている。あのさぁ…。
『リボンの武者』では、松風鈴が三人と対面した時に彼女達を「バミューダ三姉妹」と呼ぶというトリオタグがまさかの公式化。