俺らはただ、運んだものが、
正しく知識として残されることを願うだけだ。
物であれ、命であれな。
CV:安田陸矢
概要
『暁月のフィナーレ』で登場。
トラル大陸出身のヴィエラ族の青年。英語表記は『Erenville』。
黒肌と黒髪が特徴。
なお、この名前は元々の名前をエオルゼアのヴィエラ族に似せた形に改めたもので、本名はエレネッシパ(Elene'shpya)
由来はマガモを意味する言葉で、命名に際して「渡り鳥であるマガモのように自由に生きられるように」という願いからこの名前が付けられたという。
オールド・シャーレアンにおいて、依頼を受けて研究用の稀覯書や生体サンプルなどを収集する『グリーナー(Gleaner)』を生業としている。メイン分野は生物。
光の戦士一行とは、シャーレアンの地下に広がる巨大研究空間「ラヴィリンソス」にて、依頼された物品を搬入する途中で出会う。
エレベーターを使って中層「ミディアルサーキット」へ進入する為に同道を願われたが、職務もあってやんわりと断った代わり、坑道を使えば回り道して行ける事を示唆してくれる。
哲学者議会からも信頼を置かれる有能なグリーナーで、生物を中心に観察眼が鋭い。会話を盗み聞きする為にヤ・シュトラが光の戦士、アルフィノ、アリゼーに「トード」の魔法をかけてカエルにしたが、動きを見て一発で見破っていた。
飄々として落ち着いた態度を普段からとっている一方、「知識あるシャーレアン人」として、いわばフィールドワーカーというべき己の職が運んだものが知識として未来につながることを願うなど、仕事に対するプライドも高い。
メインクエスト終盤、「最果ての地」へ向かう為、これまで光の戦士達が紡いできた絆に導かれ、さまざまな協力者が必要な素材・人材を集めてオールド・シャーレアンに集結する。
そしてグリーナーズ・ギルドシップに対してクルルが交渉した結果、エレンヴィル達も全面協力。かつてない人使いの荒さと言いながらも、最後の助っ人としてガーロンド・アイアンワークスを召集し、各地を奔走する暁の血盟メンバーの連絡をサポートした。
その時の様子は「暁月秘話」第2話「アポリアに始まる」にて語られている。
メインクエスト終了後、パッチ6.4にて久方ぶりの再登場。
バルデシオン委員会に、グリーナーとして時折情報提供をしていた事が語られた。
本人曰く「里帰りのようなもの」をする為、暫しの暇乞いとして挨拶に来た所で光の戦士らと再会。目的地であるハーム島については特に情報を持っていなかったものの、代わりにリトルシャーレアンの研究者マーグラットを紹介し、これが次の一手に繋がる事となる。
2024年7月の大型アップデート「黄金のレガシー」ティザートレイラーに登場。
光の戦士、アルフィノ、アリゼーと共に新大陸ことトラル大陸を目指す事となり、船に乗っている姿が描かれた。
メインクエストに関わるNPCウクラマトとは幼馴染という名の腐れ縁。出身地であるトラル大陸に里帰りした際、協力者を求める彼女の要請に対し、光の戦士を推薦。ウクラマトと共にオールド・シャーレアンへ帰還した。ウクラマトによると「黄金郷の伝説」に幼い頃から興味を抱いていたらしい。
余談
『暁月のフィナーレ』からヴィエラの男性がプレイヤーキャラに実装されたが、ストーリーの進行上、大半のプレイヤ-にとっては彼が初めて出会うネームドのヴィエラ男性となる。
彼を初めとしたグリーナーが背負っているリュックはよく作り込まれており、寝袋や予備の靴、ランタンなどが確認できる。
この為「ファッションアクセサリーとして実装してほしい」という声が上がっており、吉田P/Dも技術的にすぐの実装は難しいとしつつも、前向きなコメントを出していた。
そしてパッチ6.55のメインクエストのクリア報酬として「ナップサック」が実装。喜びの声が相次いだ。
グリーナー(Gleaner)
「落穂拾い」を意味し、互助組織「グリーナーズ・ギルドシップ」によって統括されている。
世界中を飛び回って依頼品を集める事を生業としており、ギャザラーとして非常に高度な知識と技術を求められる。
生物に関しても適切な状態で捕獲し、健康状態を維持しつつ運搬する事が求められる為、冒険者とは似て非なる技量が必要と思われる。
またアリゼーの台詞から、政府公認とそうでないグリーナーがいる事が判明している。