概要
1969年に『週刊少年キング』(少年画報社)にて連載された。
その後水島は『男どアホウ甲子園』で売れっ子漫画家に。
原作が「細うで繁盛記」の花登筺ということもあり、多少の喜劇性はあるものの、陰湿ないじめ、犯罪に手を染める父親、富裕層と貧困層の越えられない壁、借金絡みで罠にはめられた主人公が野球協約に違反して選手生命を奪われそうになるなど、スポ根ものにありがちな爽快感よりも、主人公の苦悩を押し出した作風。
あらすじ
高校の野球部員である堂島剛は貧しさに負けず、エースピッチャーを目指す。そんな彼を容赦なく不幸が襲うが、彼自身の根性と周囲の人情が、野球を続ける支えとなる。
その後
その後主人公・堂島剛がプロ野球を断念し、田舎の私塾の野球部の指導者として招かれる続編こそ、『アパッチ野球軍』である。
単行本は少年画報社・ひばり書房からそれぞれ全5巻が発売されていたが、どちらも絶版となっている。
関連タグ
アパッチ野球軍・・・続編