概要
体長75~100cm、尾長50~55cm、体重30kg。
食べ物は昆虫、特に蟻やシロアリ。時には、クモ、サソリ、小型のヘビ等を食べることもある。
南アメリカ北部~中部に生息。
アルマジロの仲間では、最大種である。前肢の爪は大きく、後肢は平たくて前肢ほど爪が大きくない。
視力は良くないが、耳と鼻が良い。耳と鼻の良さを利用して、蟻塚を探す。2本足で立つこともある。
大きな爪は、蟻塚を下から壊して蟻を食べたり、巣穴を掘る時に使用する。掘って、使用しなくなった巣穴は他の動物が使用する。巣穴だけでなく、穴を掘ることで積み上げられて出来た砂の塚を他の動物が砂浴びをしたりして、利用される。
動きは他のアルマジロと比べると遅い。素早く動くときは爪を立たせて、つま先立ちをするように走る。
飼育下のオオアルマジロは、18時間寝むる。
丸まることは出来ず、U字型になるのが精いっぱい。
あまり強力ではない拳銃の攻撃なら、弾をはじくことが可能と言われている。