概要
2000年に放送されたテレビ朝日系の特番「ナインティナインだ!新番組をやらせろスペシャル」の途中、ナイナイの二人は突然ロンダーズファミリーのゼニットに襲われてしまう。しかし、未来戦隊タイムレンジャーが駆け付けゼニットを倒し、二人を助けてくれた。すると、岡村が突然「俺もオカムレンジャーになりたいな」と言い、「オカムレンジャー、変身!」の掛け声で本当に変身してしまう。(この時タイムレッドは「うわっ‼なんだぁ!?」と驚いていた。)
特徴
タイムレッドの三角の部分を丸くしたような感じで、胸には大きく「オカ」と書かれている。ヘルメットはライダーマンのように口の部分が露出しており、目の所には細い穴が開いているが、かなり視界は悪い模様。(後に改善されている。)
主なアイテムは「オカムユンケル」という栄養ドリンクで、初めて使用した時は高速で変な動きをして矢部に「ユンケル飲むとどうなんねん!」と突っ込まれた。本人曰く、飲むと動きが俊敏になるのだという。因みに二回飲むと酔拳が発動する。
入場テーマ曲はプッチモニの「ちょこっとLoVE」である。
スーパーオカムレンジャー
ナインティナインだ!新番組をやらせろスペシャル2で、ココリコとのカラオケ対決で変身。視界が広くなり、さらに耳の部分が開くようになったため音を拾いやすくなったという特徴がある。
活躍
「ナインティナインだ!新番組をやらせろスペシャル」で未来戦隊タイムレンジャーと番組を賭け、体操で勝負することになった。初めにタイムレンジャーからはレッドとブルーが参戦。見事な殺陣で9.9と高得点となった。一方オカムレンジャーは始まる前から子供たちのブーイングを受けており、おまけに「バカー‼」と言われマジ切れするという大人げない一面を見せた。アウェーの空気の中行われた演技は結局グダグダで最後には酔拳を発動するも程なく体力の限界を迎え、得点は5.5と大差で敗北。オカムレンジャーはこれに納得せず、蝶野正洋のモノマネで抗議していたところ、ロンダーズファミリーの殺し屋マッドブラストに襲われてしまう。しかしまたもやタイムレンジャーに助けられ、ロンダーズファミリーとの戦いが始まったのだが、オカムレンジャーはずっと戦ってるふりをしており、最後の必殺技や決めポーズにもちゃっかり紛れ込んでいた。その後、矢部に帰りましょうと言われるが「嫌だ‼」「俺は…帰らない‼」などと無駄な動きでごね続け、結局矢部に引っ張られて帰っていった。
ナインティナインだ!新番組をやらせろスペシャル2
その一年後、今度はココリコと番組をかけてヒーロー対決で勝負することとなった。岡村は改良されて目の部分が広くなったオカムレンジャー、田中直樹は伝説のヒーロー戦士タナカイダーに変身、戦おうとしたが矢部と遠藤章造が「俺達も変身したい!」と言ったため矢部は仮面ライダークウガのパロディの矢部ンライダークウガに変身し(なお、変身シーンはタイムレンジャーの変身シーンを使用)、遠藤はなぜかクレヨンしんちゃんのパロディのクレヨンしょうちゃんに変身していた(岡村曰く、テレ朝で一番数字持っているという理由だった)
そして対決を始めるも、ただの泥仕合となったためなぜかカラオケで勝負することになった。
そして音を聞きやすくするためスーパーオカムレンジャーに変身するも惨敗、ココリコからビンタを受けた。
ナイナイナ
テレビ朝日唯一のナイナイの冠番組だったが、番組が終わってしまったため特番「ナインティナインだ!新番組をやらせろスペシャル」が放送されることとなりオカムレンジャー誕生のきっかけともいえる番組である。この番組が特番で復活したときに無くなった矢部の八重歯に代わる新しい歯を用意するために最後の手段として変身し、いろいろな替えの歯を用意した(結局は歯医者で作ってもらっていたが)。
2回目の登場時には岡村が股間がもっこりした状態で番組に出るという企画で楽屋に戻る途中デヴィ夫人を目撃し、このままばれたらワイドショーで叩かれるということで変身するがあいさつした時点でばれてしまい、色々と問い詰められたためどうにか内緒にしてもらおうとしたがそこに林家ペーとパー子がきてしまい写真を撮られまくる羽目になるのであった。
余談
・対決後、岡村はこのオカムレンジャーを気に入ったらしく、その後もこの姿で出演していた。
・東映公認のパロディではあるのだが、やはりレンジャーキーは存在せず、タイムレッドの物を改造して作ったものが見られた。そして大いなる力はオカムユンケルとも言われている。
・シオン役の倉貫匡弘は学業の期末テストと重なったため出演していなかったが、変身後のタイムグリーンはなぜか登場しており、岡村に絡まれていた。