データ
レベル | 究極体 |
---|---|
タイプ | 聖騎士型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | ガルルキャノン、グレイソード |
ウイルスバスターであるウォーグレイモン・メタルガルルモンが、善を望む人々の強い意志によって融合し誕生した“ロイヤルナイツ”の一員である聖騎士型デジモン。2体の特性を併せもつデジモンで、どんな状況下でも、その能力をいかんなく発揮することのできるマルチタイプの戦士である。
近年判明されてきた、姿を黒く変えてしまう分泌物“ブラックデジトロン”が、何らかの形で混入し一時的に黒い姿となったとされ、その間はパワーが増加されている。
ウォーグレイモンの形をした左腕には盾と剣が、そしてメタルガルルモンの形をした右腕には大砲やミサイルが装備されている。背中のマントは、敵の攻撃を避ける時や、飛行するときに背中から自動的に装着される。
必殺技は、メタルガルルモンの形をした大砲から打ち出される絶対零度の冷気弾で敵を凍結させる『ガルルキャノン』。また、左腕には無敵の剣『グレイソード』が装備されている。
概要
オンラインカードゲーム『デジモンジントリックス』が初出。
「ズワルト」はオランダ語で黒という意味で全身が黒くなり一部が金色に塗られるなどブラックウォーグレイモンを思わせるカラーリングになったオメガモン。
進化の過程でブラックデジトロンが混入して誕生。その影響で力が増大しているが一時的なものとされている。
そのため、悪堕ち、闇堕ちではなく、ちょっとしたアクシデントによるオメガモンの偶発的かつ短期的なパワーアップ(わかりやすく言うと合体事故)といったところ。
オメガモンの直接的な進化先とも言え、設定や初出のジントリックスでオメガモン亜種の中では唯一ロイヤルナイツとして扱われたことがあるのだが、近年の傾向を見るにロイヤルナイツ扱いはなくなっている様子。
一方で設定に反して双方ウィルス種であるブラックウォーグレイモンとメタルガルルモン(黒)と融合して誕生する事もある(もっとも初登場のジントリックスでブラックウォーグレイモンの進化先に設定されているのでメタ的には最初からこの二体の合体、進化先として考えられていたようだ)。
ジントリックスを始めゲーム作品では完全にこの2体の進化かジョグレス進化が主流。
もっとも、デジモンは属性違いのデジモンに進化すること自体は普通にあり得る事である。
初登場となるジントリックスからゲーム内で「ズワルド」にされたり、ブラックウォーグレイモンのカードで「ブラックオメガモン」と誤植の餌食になっている。
ちなみに黒くなっても属性は(ウィルスにならず)ワクチンのままである(ウィルス種の黒いオメガモンには進化先とも言えるオメガモンズワルトDEFEATやそちらとも関係が深いオメガモンAlter-B、それ以外ではオメガモンAlter-Sが存在する)。
通常のオメガモンのグレイソードには、デジ文字で「オールデリート」と刻まれているが、こちらは「TERMINATION」(ターミネーション、終了=Ωの意味)に変換している。
また、左肩の盾の勇気の紋章の形状も変わっている。
これとは別にカラーリングがよりオリジナルに近いオメガモン(黒)も存在、こちらは「デジモンクロスローダー」に登場した(ズワルトとの違いは両腕が通常版のまま)。
派生
関連イラスト