概要
初出は『ワイルドアームズ セカンドイグニッション』で、毎回臭い息を吹き付けてくる(各作品で何故か微妙に技名が違うという拘りがある)大食いモンスター。
ワイルドアームズ セカンドイグニッション
リルカ・エレニアックのOPイベントにおいて戦う、「パレスヴィレッジ」のパレス麦を食い尽くそうと襲撃してくる「無限暴食怪獣」。
ボスなので、登場時にはもちろん本作ならではの演出付きである。
体内で熟成させた謎の麦汁を吐き出すオリヴィエ汁、風属性攻撃ブフォォォォォッ!、足技ホースフィールドキックを繰り出してくるが、足を先に破壊するとキックは使ってこなくなる。
ワイルドアームズ アドヴァンスドサード
「フォーチュンギア」で戦うことになるボス。
ガーディアンの生命力を吸っていたが、食い足らずにヴァージニア・マックスウェル達に襲いかかって戦闘になる。
ブフォオオオオオ!は全体に病気付与、物理攻撃に対しては反撃技禁じられた遊びで毒付与をしてくるうえに、全てのアルカナを吸収してくるという嫌な敵であるが・・・
ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード
「毀された祭壇」で戦うことになるが、このダンジョンに住むゴブ達にオリヴィエル先生と呼ばれており、戦闘時もその名で表記される。
今回もぶふぉおおおおッ!、禁じられた遊び、きっくで攻撃してくるが、本作のHEXを用いた戦闘システム上、レイポイントに入られてしまうと全回復されてしまうため注意が必要。
ここは落ち着いて山のミーディアムのシャットアウトを使おう。
ワイルドアームズ アルターコード:F
「魔王の練兵場」のマスターリーグ4戦目で戦うことになる。
名物マイナスステータスやるせない付与のぶふぉおおおおッ!?、禁じられた遊び、きっくで攻撃してくる。
また無属性以外の属性攻撃は、吸収されてどんどんHPが増えていってしまうのだが・・・
元ネタ
名は「Olivier:オリーブ油売り」という意味で、貧しさゆえの飢えに苦しむ人々の前に現れては、堂々と美味そうに食事をする姿を見せつける、「無慈悲の天使」「地獄の大食漢」の異名で呼ばれている悪魔。
召喚者がどのような命令を下しても、どれも嫌々と行うというクズである。
この悪魔は江口之隆著の『西洋魔物図鑑』で紹介された。
なお17世紀フランスの宗教家セバスチャン・ミカエリスは、元は中心的な立場の大天使であった大きな力を持つ堕天使で、人間を無慈悲で残酷な性格へと変えてしまい、さらに誘惑して貧しくさせたのちに上記の食事姿を見せつける外道としている。
創作での扱い
BS29アルティメットバトル06『剣聖楽師オリヴィエル』として登場。
ヴァイオリンを持った翼が生えた女性という姿で、イラスト(無断転載禁止)はpixivユーザーでもあるぽぽるちゃ氏が担当。
鍛鉄城メルフィキアのエリア10に出現する悪魔系のモンスター。
姿は初代『ファイナルファンタジー』のラスボスを思わせる強面。