概要
ファイナルファンタジーシリーズに登場する特殊攻撃。
初出は『ファイナルファンタジー2』で石化効果の攻撃だった。
実は使用してくるモンスターはキマイラの上位種であるゴーギマイラとスフィンクマイラであり、後のシリーズで使用してくるモルボル系の技ではなかったのである。
同作ではモルボルは通常攻撃に麻痺付与、モルボルグレートは「どくをうけた」「ねむりについた」「ちんもくした」「ちいさくなった?!」「マヒした」「こんらんした??」というとんでもない状態異常付与を持っていたため、後のシリーズでは「くさいいき」と統合されたようである。
以後のシリーズでの効果については →モルボルの記事へ
作品によっては、「青魔法」としてラーニング/習得できる。
その効果は味方が使用した場合でも強力であり、毒・暗闇・沈黙など、多数の状態異常を一度に誘発させられるため利便性は高い。
青魔法使い及び、特定職業に就いたキャラが習得可能であるが、とくに有名なのは『ファイナルファンタジー8』の青魔法の使い手の女性キスティス先生である。発動時はしっかりと敵に向かって黒い煙を吐く演出がある為、当時のプレイヤーの達の間でネタとして語られた。
この技は彼女の専売特許というわけでは決してないのだが、他作品の青魔法使いが臭い息が似合いそうなイロモノであったり、発動が武器からの放出になっていたり、パーティ全員が青魔法を習得するため固有技のイメージがつかなかったりしたためであろう。
なお、これは『魔界塔士Sa・Ga』でエスパーギャルが「あくしゅう」を覚える時点でもネタにされていたのだが...
その他の創作でのくさいいき
ゲゲゲの鬼太郎
人間や妖怪相手であっても気絶させることが可能。
その他、地獄の亡者やしろうねりがねずみ男と同様、もしくはもっと臭い息を吐く。
MOTHERシリーズ
『MOTHER2』ではこちら全員を「なみだ」状態にする技としてゲップーの部下であるオエップ、ぐちゃぐちゃ、げどげど、でかぐちゃぐちゃが使用する。
なおゲップーおよびかえってきたゲップーは「きもちわるい」状態にする「とんでもなくくさいいき」を使う。
『MOTHER3』ではくっさ~いオバケやカビクサイマンが使用してきて「どんより」状態にされてしまう。
半熟英雄
ギリシャ神話の「老い」の神をモデルにした不気味なエッグモンスターゲーラスが、寿命を吸いとる「クサイイキをはいて」敵のHPを半分にしてしまう。
ワイルドアームズ
大食いの個性的な姿のボスモンスターオリヴィエルが使用し、作品ごとに微妙に技名が異なる(ブフォォォォォッ!/ブフォオオオオオ!/ぶふぉおおおおッ!/ぶふぉおおおおッ!?)。当初は風属性攻撃だったが、シリーズが進むうちに病気状態ややるせない付与になった。
オレカバトル
「龍巫師ライシーヤ」が召喚する怒る蛇ムシュフシュが、麻痺効果のあるブレスとして使用。EXの「とてもくさいいき」はさらに毒効果も付与する。
えんとつ町のプペル
主人公のプペルはゴミ人間であり、臭い息で膨らませた風船が作れる設定。