CV:幸野善之
概要
アニメ『ドラゴンボールZ』では、呼び出しに来たバビディの部下を食べており、残忍な獰猛性が強調されている。
光の無い暗黒星出身で、真っ暗闇の中でも相手の動きが見える。鋭い爪と巨体に似合わぬ素早い動きが武器。
作中ではステージ2で登場し、孫悟空と戦った。バビディ曰く、エネルギーは800キリ。
バビディの魔法でステージの部屋が暗黒星に変わり、得意の暗闇の中なら楽勝と襲い掛かるが、姿が見えなくても気を読んで戦える悟空にはいとも簡単にフルボッコにされた。
だが悟空が「おめぇを見る方法ならいろいろある」と超サイヤ人化して全身を発光させると、超サイヤ人の光エネルギーを食べる事で強制変身解除させ、光を食べる習性が明かされる。
しかし悟空に煽られる形で調子に乗って悟空の光を吸収し続けた結果、容量オーバーで爆散した。
ダーブラは「自覚なしに許容範囲を超えたから」と推測していたが、バビディ曰く「爆散の直前、悟空のエネルギーが急激に膨れ上ったため、気を増大させて無理矢理許容範囲を超えさせた」模様。恐らくは悟空はこの時に初めて超サイヤ人2と化しており、ベジータも悟空が孫悟飯と同じく超サイヤ人を越えた力を身に着けていたと認識した描写がある。
魔導師バビディ関連のキャラ名は皆、有名な呪文をもじったモノばかり(「ビビディ・バビディ・ブー」「アブラカダブラ」「チチン プイプイ」等)のようなので、ヤコンの名前の由来も『ひみつのアッコちゃん』の変身の呪文『テクマクマヤコン』かも知れない。
野菜の「ヤーコン」の可能性もあるが、野菜だとフリーザ軍の命名法則性に当てはまってしまうので、やはり上記の方か。
未来トランクスの世界
漫画版『ドラゴンボール超』においては、未来トランクスの世界線でバビディに連れられ地球にやってきているが、界王神とトランクスによりプイプイ共々始末された。
余談
実は悟空が久々に(絶命という意味で)手に掛けた敵でもある。
意外にも悟空自身が殺した相手というのは少なく、気絶や戦闘不能にさせて降参を迫るというものが多かった。ゲームやアニメ(劇場版)を除けばヤコンを倒したのは、ピッコロ大魔王以来ということになる。