概要
ルネスに仕える古参の騎士で、物静かな性格。かなりの愛妻家で知られており、エフラムと共に前線で戦っている。
ユニット性能
クラスはパラディン。
幸運はゼトより劣るものの、それ以外の初期値はほぼ同等。成長率も非常に高く、ゼトと比較するとHP・速さで劣り、力・守備で勝る。…といっても5ポイントずつ動いただけなので、実際のところはほとんど同じ。育てれば優秀な戦力となる。
本当の概要(ネタバレ注意)
戦争の半年前に妻のモニカを亡くしており、ひどく落胆していた。
エフラムと共に行動していたが、妻を生き返らせてやるとグラドに唆され、それを信じてルネスを裏切り、エフラムを追い詰める。その後はレンバール城にてエイリークを罠にかけ、王都ルネスでモニカと暮らしていたが、エイリーク・エフラムたちに討たれる。そして、一行が見たのは「あなた」としか喋らない生ける屍…蘇ったモニカの姿であった。
ゼトが話していたように、誰がどう見ても生きている人間の姿には見えないが、オルソン自身もすでに精神に異常をきたしてしまっており、モニカがそのような状態だと認識できていなかった。
それ以後、2周目以降のプレイで彼の装備を寝返る前に引っぺがすというプレイヤーが続出する。
本編で自軍ユニットとして使えるのは5章外伝のみ。育てれば優秀な戦力となるが、実際に育てるには相当な手間と労力がかかる上にここでしか使えないため、やる価値は全くない。
16章ではステージボスとして登場。ルートによって装備が異なり、エイリーク編ではぎんの槍とルーンソード、エフラム編ではぎんの剣とスレンドスピアを所持。5章外伝でいくら育てていても、ここでの能力値には反映されない。
本編クリア後、フリーマップでようやく使用可能に。このときの初期値はステージボス時のものが適用され、5章外伝時の能力値は完全になかったことになる。なお、HP以外はほとんど上がっておらず、レベルだけが無駄に高くなっているため、フリーマップでは育ててもあまり強くはならない。
同一ソフト内で味方から敵対勢力になった例ではハーディンという前例がおり、友軍から敵軍に変わる例もアルヴィスがいたが、プレイヤーが数章前で使用でき、裏切ったキャラは初の事例であったため、多くの衝撃を残したのであった。
ヒーローズ
狂気の慕情 オルソン
「私の名は…オルソン…
妻を探している。モニカという名だ…
ここにいるのだろう?モニカ…」
属性 | 青 |
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兵種 | 槍/騎馬 |
武器 | 虚ろな槍(専用) |
奥義 | 華炎 |
B | 待ち伏せ3 |
C | 攻撃守備の奮起3 |
2021年5月の大英雄戦で登場。
すでに寝返った時系列で自身の精神異常によって病んでしまった姿。こちらは闇堕ち英雄特有の赤くなった目に闇のオーラをまとっており、原作では見られなかった変化をしている。
同月に登場した病みディミトリ同様だがそれでも他の闇堕ち英雄同様の変化を起こしているのはモニカを通じて魔王の闇魔道の片鱗に触れてしまったからだろうか。
ステータスは攻撃守備が高めで魔防は低い。
専用武器「虚ろな槍」は暴走カムイと同じ効果だが速さと魔防は搭載されておらず、周囲2マス以内の味方がいない状況に応じて攻撃守備が最大+6上がる。周囲2マス以内に味方が1体いると+4、2体は+2、3体以上は0になる。もう一つは周囲2マス以内の味方が1体以下の時は敵のバブ無効。まさに一人で戦うことを主流とし、速さと魔防は上がらない代わりにバフを掻き消してくれる。
孤立前提のデメリットを抱え、戦闘の際は味方と隣接しない条件が必須になる。魔法攻撃に弱く、追撃されやすい。騎馬特攻もあって比較的弱点も多い。
しかし、立ち絵自体の評判は良く、ツイッター等でも被弾絵に見られる「あるもの」に心を揺さぶられ、言葉を失ってしまった人は多い。また、差分絵の無い珍しいユニットでもある。
関連タグ
オグマ…同シリーズの中の人繋がり。