床全体を覆う鮮血、ひどい恐ろしい叫び声、逃げる人々...
(Blood covers the whole floor, screams echo, people are running away...)
概要
オールアラウンドヘルパー(All-Around Helper)とは、とある企業により生産された清掃用ロボットであり、白い楕円形の本体に赤い目と金属の二本脚を持つアブノーマリティ(幻想体)である。
分類はT-05-41、危険度はHE。
管理方法
作業情報
属性 | ダメージ | E-Boxes | 悪い | 普通 | 良い |
---|---|---|---|---|---|
RED | 3-5 | 16 | 0-5 | 6-9 | 10-16 |
職員ランク | 本能 | 洞察 | 愛着 | 抑圧 |
---|---|---|---|---|
1 | 普通 | 最低 | 低い | 普通 |
2 | 普通 | 最低 | 普通 | 普通 |
3 | 普通 | 最低 | 普通 | 普通 |
4 | 普通 | 最低 | 低い | 普通 |
5 | 普通 | 最低 | 低い | 普通 |
クリフォトカウンター:2
特殊能力
以下の条件でカウンターが1減少
- 作業結果が普通(50%)
- 作業結果が悪い(70%)
管理方法はいたって単純で、作業結果良い以外でカウンターが減少し得るものであり、作業結果良いを安定して出せるなら問題ない。
上記の通り、本能と抑圧の成功率が高いので、基本的に本能または抑圧をしておけば大丈夫だろう。
間違っても洞察作業は行わないこと。
クリフォトカウンターが0になると本体から先が刃物になっている脚を4本出し、そのまま脱走する。
脱走時
HP | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|
300 | 耐性(0.5) | 普通(1.0) | 脆弱(2.0) | 脆弱(2.0) |
脱走した際は以下の行動のみをとって施設内を暴走する。
- 職員や他の敵対個体を見つけるとその場で一旦停止した後高速で回転し始め、その後回転しながら高速で突進し、部屋の端にぶつかるまで直線上のすべてを切り裂いて20-30のREDダメージを与える。
HEランクのアブノーマリティの中では割と攻撃力が高く、育成中のRED弱点職員だと痛手を負ってしまう。
また、この攻撃中はかなりのスピードで動き、基本的に直線上で逃げることや追いつくことは難しい。
しかし、部屋の端にぶつかるとしばらくダウンして動けなくなるため、この時に一斉に攻撃すれば割と簡単に鎮圧できる。
E.G.O
武器
名称 | ランク | 属性 | ダメージ | 攻撃速度 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
グラインダー Mk4 | HE | RED | 1-3 | 高速 | 並 |
防具
名称 | ランク | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|---|
グラインダー Mk4 | HE | 耐性(0.6) | 弱点(1.3) | 耐性(0.9) | 弱点(1.5) |
ギフト
名称:グラインダー Mk4
部位:目
効果:自制が2上昇し、洞察作業成功率が3%上昇する
武器は先端にこのアブノーマリティを模した丸鋸がついているもので、一見威力が小さいように見えるが、一度に6回ほど攻撃判定が存在するため攻撃性能は素直にHE相当である。
防具はRED耐性が比較的高いものになっているが、WHITE弱点を持つため注意。
ギフトは作業成功率に関わる自制が上昇する他、洞察作業の成功率を増加させる効果をもつ。
ストーリー
当初このマシーンはある会社により清掃や調理、介護などなんでもこなせるお手伝いロボットとして大量生産され、販売されていたが、一部不具合が存在していた。
このマシーンはAIのようなものが搭載されていて、周囲の状況から判断することが可能であったが、間違えて清掃時に調理用の刃物を展開してしまうという性質があった。
この機械が不快さを感じると周囲が汚染されていると認識し、そのまま「清掃」を開始する。
そして、その時に聞こえてくる悲鳴や奇声を賞賛と認識するようになっていたのだ。
果たしてこの機械が「清掃」したものとは‥
Library of Ruina
Lobotomy Corporationの続編であるLibrary of Ruinaでは「何でもお手伝いします」という名称で技術科学の階の2体目の幻想体として登場する。
幻想体バトルでは使用時次の幕にパワー4とクイック1を付与する「充電」と光が2貯まると使用する「掃除」を主に使う。また、ダメージを10与えるごとに光が1回復するパッシブを持つ。
そのため、一度「充電」からの「掃除」を食らうと一度に10ダメージもらい、このパッシブにより再びこのコンボが発動するのでいかにこのダメージを減らせるかが鍵となっている。
攻略後に手に入る幻想体ページは「充電」、「パターン反復認識機能」、「掃除」の3枚。
「充電」は付与した司書が幕の開始時に光を最大まで持っている場合にこの幕にクイックを1-2得る上に与ダメージが2-7増加するもので、光回復ページを使えば光が満タンの状態が狙える。
「パターン反復認識機能」は付与した司書が3回マッチ勝利する度に光が1回復し、次の幕にクイックを1-2得るもので、マッチ勝利することで効果を発揮し、さらなるマッチ勝利に繋げることが可能。
「掃除」は付与した司書の速度が相手の速度より速い場合に速度の差の値(差が3以上の場合は3)だけ威力が上昇するもので、クイックと相性が良く、前述の「パターン反復認識機能」と一緒に付与することで速度と威力を共に稼ぐことができ、よりマッチ勝利しやすくなる。
基本的にクイックの付与やダメージの上昇効果を持ち、単体でも優秀だが併用することでその効果をより発揮するものとなっている。
今作ではE.G.Oの名称が「グラインダーMk5-2」へと変更されている。
余談
このアブノーマリティは前述の通りある会社により製造・販売されたものだが、その会社は何でも変えて差し上げますを作った会社なのではないかと予想されている。
また、そのシンプルな見た目から、描くのが特に楽なアブノーマリティともされている。
関連イラスト
関連タグ
Lobotomy Corporation/Library of Ruina:登場作品
何でも変えて差し上げます:このアブノーマリティ同様機械に分類されているツール型アブノーマリティで、上記のように同じ会社が作ったのではないかと予想されている他、描くのが楽という評価をもらっている。
この機械は中に入った人をより良くするというが、その実態は...
デスモモイ:こちらはブルーアーカイブという作品に登場する才羽モモイというキャラを元にしたミームの一種であり、こちらの記事にも記載されている通り描き手により姿が全く違うが、その中でも頭部に手が数本生えていて出刃包丁を持ちながら回転するものがあり、それが脱走時のこのアブノーマリティそっくりだと言われている。