「もえてます。 まさに今もえております。どうでしょう？」(なにかんがえてるの使用時)
「もえてます。私、ただの岩です。」(かざんだん)
概要
『スーパーマリオRPG』に登場するボスキャラクター。
スターピースを求めてバーレル火山の深部にまで潜り込んだマリオ一行の前に出現した大量のバブル(出現場所からボブルの可能性が高いか)が合体する形で現れたモンスター。
「カイザードラゴン」という如何にも強そうな名前を持つが、その姿や雰囲気は『スーパーマリオワールド』で登場したウンババに似ている(ウンババ自体は本作には登場しない)。
背中には小さな翼があり、首や四肢に当たる場所はバブルとしての原型を失っておらず目がそのまま残っているが胴体は意外と小さい。
見た目の雰囲気はどこか愛嬌があるように見えるが、戦闘能力は決して可愛くない。
非常に高い魔法攻撃力を誇り、「ほのおのかべ」や「すいじょうきばくはつ」などの全体攻撃魔法や「ガォーーン！」による恐怖状態の付与などを多用する他に一定ターン毎に「かざんだん」と呼ばれる小型モンスターを4体召喚する。
このかざんだんは一つ一つがカイザードラゴン本体に負けず劣らずの攻撃力を誇り、しかも自分のターンが来ると自爆攻撃による大ダメージを狙ってくるので放置しておくのは危険。
小型サイズからか体力はほとんど無いので全体攻撃などで早急に処理しよう。
火山の敵なので火属性の攻撃は全く効かないが、逆に氷属性の攻撃が弱点でマロの「ユキやこんこん」ならかざんだんもまとめて一掃しつつ大ダメージが狙えるが消費FPが多いので小まめなケアやフォローも忘れずに。
実はHP自体はヤリドヴィッヒやマルガリータなどよりも低く、毒や沈黙などの状態異常が有効で特に魔法が繰り出せなくなる沈黙が決まると大幅に攻略難度が下がる。
そんなわけで意外にあっさり倒せる、と思いきや…?
リメイク版のモンスターリストではバトル時の背景の石像について言及されており(本作では移動時にも表示)、大暴れを鎮めるべく建てられたそうだが余りにも似ておらず効果が無かったとのこと。
かざんだんはモンスターとして扱っていいのか迷いつつ「なにかんがえてるの」が効くのでモンスターとして扱ってもいいと結論付けられている。
