カイム(デビルマン)
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かいむ
カイムとは『デビルマン』の登場キャラクター。
肩から二本の角が生えた人面犀のような姿の重量級デーモン。姿は四つ足の動物に似る。
上級デーモンのシレーヌを愛する戦士であり、瀕死のシレーヌに対しデビルマンを打ち倒す勝利の感激を捧げたいと自分との合体を持ちかける。「瀕死の自分が主となり合体したところですぐに死ぬので、カイム自身が主となり合体するべきだ」というシレーヌに対し、ただ一言「シレーヌ、血まみれでもきみはうつくしい」との言葉を遺し自ら首を切ってシレーヌに体を捧げ一体となり立ち向かった純情な悪魔。劇中では瀕死のシレーヌの許に駆け付けて合体しただけだが、命を賭して愛するシレーヌの為に全てを投げ打つその生き様は、作者である永井豪自身が作画中に涙してしまう程であり、作中屈指の名場面である。
またその後地上に現れたデーモンの中に「カイムのかたきをうつ」と凄んだ者もおり、愛だけでは無く友情にも厚かった様子が見て取れる。
デーモン族でありながら愛に殉じたためかアニメ版には登場しない。
CBキャラでは不動明との合体で消滅したアモンの精神が転生した姿という設定で登場しており、シレーヌに惹かれたのもそのためらしい。
武器はその巨体による突進と、両肩の角から放つ強力な電撃。
シレーヌはカイムの首の部分に、自分の上半身を埋め込んだ、ケンタウルスのような形状に合体。
カイムの突進と角からの電撃を用い、デビルマンを戦闘不能にまで追い詰めたが、前述のように、シレーヌが既に致命傷を負っていた為に、とどめを刺す事はかなわず、カイムの遺言通りに、シレーヌの顔に勝利の喜びを浮かべたまま、立ち往生して事切れた。
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vsシレーヌ(デビルマン)
今回は原作版デビルマンから、美しき妖鳥シレーヌです。カイムとの合体バージョンはわけてます。カイムのシーン…短いですが印象的でした。こういうタイプの敵が昔から好きです。5,076文字pixiv小説作品