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カプローニ

かぷろーに

かつてイタリアに存在した航空機メーカー。日本では「カプロニ」表記が用いられる事もある。本項では創業者であるジャンニ・カプローニおよび彼をモデルとした漫画・アニメ映画『風立ちぬ』の登場人物についても併せて解説する。
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カプローニ社

1908年にミラノで創業した航空機メーカー。1911年にイタリア初の実用航空機を製造した事で知られる。
第一次世界大戦中は連合国向けの爆撃機や輸送機の製造で大躍進し、後に1930年代には船舶や自動車向けエンジン製造などの多角化に成功し、社名をソチェタ・イタリアーナ・カプロニに改称。しかし第二次世界大戦頃よりカプローニ社製の航空機は次第にフィアットマッキといった他社と比して時代遅れとなってゆき、1950年頃に同社は解散。子会社のカプロニ・ヴィッゾーラ社のみが「カプローニ」の名を継いでオートバイ製造に携わっていたものの、1983年にアグスタ社に吸収される形で消滅している。

製造された主な航空機として、メイン画像描かれている三発三葉爆撃機「カプロニ Ca.4」や大型試作飛行艇「カプロニ Ca.60 トランスアエロ」、その他スタジオジブリの名称の由来となった「カプロニ Ca.309 ギブリ」やモータージェット方式のジェット機「カプロニ・カンピニ N.1」などが知られている。

創業者ジャンニ・カプローニ

1886年7月3日1957年10月27日

オーストリア=ハンガリー帝国南チロル(現イタリア共和国トレンティーノ=アルト・アディジェ州)出身。ミュンヘン工科大学で土木工学を、リエージュ大学で電気工学をそれぞれ学んだ後、航空工学に転身し上述のカプローニ社を創業、以降同社にて航空機の製造設計に携わる事となった。また、戦間期にはタリエド伯の称号も授与されている。

尚、彼の孫イタロ・カプローニはかねてよりスタジオジブリ作品を愛好しており、特に地元イタリアが舞台となった『紅の豚』を観た際にはカプローニ社社史を監督の宮崎駿に郵送しており、これが後にジャンニの登場する漫画『風立ちぬ』の執筆に活用される事となったという。

『風立ちぬ』におけるカプローニ伯爵

CV.野村萬斎
主人公の堀越二郎と夢を共有するという形で登場。演じる野村萬斎に対する宮崎駿監督の演技指導によれば、「二郎にとってのメフィストフェレス」との事。
劇中では堀越に対し航空機設計者の先輩として「設計はセンスだ」「創造的人生の持ち時間は10年だ」等の激励の言葉を贈っている。

尚、原作においてはカプロニーという名で登場しており、原作の時点から人間の顔で描かれている(堀越ら日本人キャラは一部例外を除き鼻が豚のようになっている)。

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カプローニ社
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ジャンニ・カプローニ
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風立ちぬ

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