データ
身長 | 75m |
---|---|
体重 | 5万5千5百トン |
出現地 | ペットアイテム社のコンピューターワールド |
CV | 江川央生 |
概要
第29話「愛犬爆弾計画」に登場
吠えた犬に驚いた拍子に蕎麦屋の出前と衝突して怒られたのを根に持った藤堂武史が、犬を溺愛する人間に復讐するためにシノビラーをサイボーグ化させたもの。
流行りだったコンピューター内蔵首輪を販売するペットアイテム社のホストコンピューターに侵入。システムを書き換えて特殊な電波を流し犬を凶暴化させたが、カーンデジファーから生ぬるいと評され、首輪もろとも爆殺させ、飼い主を襲撃させるという非道な手段を取った。これによって実際に犬が一匹犠牲となった。(武史は何もそこまでしなくてもと反対したが、デジファーに洗脳されてしまった)。
新たな武器として、棒への変形や高熱を放つヌンチャクを所持している。
攻撃を受けると爆発したかのように姿を消し、別の場所から何事もなかったかのように現れる忍法「シノビラー微塵隠れの術」で身を守り、肩から発射する赤い手裏剣のような光線「シノビラー拳・爆裂光波弾」といった技を使用する。
ホストコンピューターに駆け付けたグリッドマンと戦い圧倒し、キンググリッドマンに合体されてもなお互角以上に戦ったが、棒を叩き落とされたところへキンググリッドランチャーを受け、一度は執念で再び立ち上がったものの、最後はキンググリッドビームを受け消滅した。
合体したグリッドマンが押されたのはこの1回のみであり、このことからファンからはベノラと並ぶ最強の怪獣と言われている。
余談
- カンフーシノビラーのスーツは再生シノビラーのスーツに赤い照明をあてているだけで、実際に色を塗り替えたわけではない。
- デザイナーのひがしなお氏によると、強化シノビラーのデザインは「カンフーシノビラー」と、もう一種、「コマンドー・シノビラー」が存在する。コマンドー・シノビラーはひがしなお氏が独自に提案したもので、デザインのイメージはプレデター。右肩に四連装キャノン、左肩に爆雷、手にはボウガンやメカ爪を内蔵したガントレット、足にはプロテクター、口元にはマスクを装着しており、更にはカーンデジファーから「魔剣デジファーブレード」を授かっている。このデジファーブレードで、グリッドマンソードに対抗する予定だった。